地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2009-01-01から1年間の記事一覧

水都大阪2009 芝川ビルと適塾へ

今日は暑いので播磨屋ステーションのフリーおかきバーでタダオレンジジュースとタダおかきでおやつをつまんだあと、水都大阪2009のまちなか会場である芝川ビルへ。芝川ビルには河口龍夫の作品があります。展示されていた4つの作品のうちのひとつ「太陽の点」…

アンパンマンが来ました

「アンパンマンきたよー」という声に振り向くといかり肩のアンパンマンがいました。アンパンマンの目の奥に見える目が少し怖いです。

『闇の子供たち』(阪本順治/2008)

タイでの幼児売春、人身売買、臓器売買という闇の世界にいる子供たちにスポットをあてたヘビーな作品。子どもがいる身としては買春され外国人に好き勝手にされたちいさな子どもの涙や、エイズで苦しむ子どもの姿があんまり痛々しすぎて衝撃。タイの子役たち…

『ファウンテン 永遠につづく愛(The Fountain)』(ダーレン・アロノフスキー/2006/アメリカ)

ダーレン・アロノフスキーの趣味の世界。思わぬヘンテコ映画でした。ファウンテン 永遠につづく愛 [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2008/06/06メディア: DVD購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブ…

『うた魂(たま)♪』(田中誠/2008)

夏帆主演の青春合唱モノ。路線としては『スウィングガールズ』だけど較べるとちょっとつらいです。感動のラストの合唱シーンも見てる側はそれほど感動を覚えるほど上手に聞こえない。合唱にいまいち感たっぷりだったのでエンディングのゴスペラーズの歌が超…

クドカン脚本『あべ一座旗揚げ公演 〜あべ上がりの夜空に〜』

阿部義晴(ユニコーン)のピアノ演奏による全国の阿部さんによるアヴェ・マリアの合唱。阿部渉(NHKアナウンサー)の司会で、阿部サダヲ、阿部寛、あべ静江、安倍麻美、あべこうじなど阿部さんによる阿部さんの舞台。振り付けの紹介で画面の横に小さくクドカ…

ヒョウ

福島区(梅田のすぐ近く)を通りがかったとき、幼児連れのギャルママ(ヤンママというには年がいってる推定26歳)3人がいて金髪メッシュに大きなサングラスというところは別に普通なんだけど、ひとりひとりがヒョウ柄のアイテムをひとつづつ着用してて(ひと…

発熱中

2日前よりミニチム発熱。夏のほうが発熱しやすいなー。昨日も今日も保育園はお休みして病児保育。インフル検査は陰性で一安心。病児保育はなかなか時間的にも精神的にもしんどいので頻繁には利用しないけど本当にありがたい存在。助かります。早く熱が下がり…

『アズールとアスマール(Azur et Asmar)』(ミッシェル・オスロ/2006/フランス)

「キリクと魔女」「プリンス&プリンセス」のミッシェル・オスロ監督作品。これは面白い。切り絵風アニメーションも面白かったけど、本作のこんなに色彩豊かで綺麗で心奪われるCGははじめて見たというくらいアニメーションの新境地を打ち立ててる気がします…

『レイクサイド マーダーケース』(青山真治/2004)

東野圭吾の小説『レイクサイド』を青山真治が映画化。青山真治と仙頭武則の作る映画の、磨りガラスの向こう側の世界みたいな雰囲気はわりと好きです。夜見てるとものすごいどきどき感。しかし消えたタバコや落としたイニシャル入りのライターなど伏線張った…

リニューアルした阪神百貨店へ

26日にリニューアルした阪神百貨店へ行ってみました。見たかったのは地下の食料品売り場なのでストイックにそこだけ潜入。私は知らなかったんだけど、ガトーフェスタハラダに大行列で、何を買うのかというとみんなラスク狙い。そんなにおいしいんだー。食べ…

『おくりびと』(滝田洋二郎/2008)

河川敷で弾くチェロの映像と納棺をする映像を妙にシンクロさせたり、ラストの父親のエピソードが余計に感じられて残念。特に死んだ父親の手のひらから思い出の石が出てくるところでありえなくてしらけます。いい役者さんが多い中、広末涼子がひとり浮いてて…

『たみおのしあわせ』のオダギリジョーを見ながら考えたこと

見てる間、主演の(役のために)冴えないオダギリジョーについてずっと考えてました。オダギリジョーは『ゆれる』のときみたく、泣く子も黙るくらいのいい男を演じても萌えるし(たぶん相当数の女の子が射抜かれる)、今回の映画みたいに冴えない役でも萌え…

『たみおのしあわせ』(岩松了/2007)

ネット見てると酷評が多い映画だけど、ゆるさとラストのファンタジー含めて私はそれなりにおもしろかったです。たみおのしあわせ [DVD]出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/02/06メディア: DVD購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ …

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009 の模様をWOWOWで3日間放送しているんだけど、火曜水曜と2日間ガン早送りしながらぼんやり見てみました。正直ぜんぜんアーティストが分からないけど(大御所くらいしか分からなくて時代を感じる……)、でもそのなかで最も新人だと…

『石の微笑(La demoiselle d'honneur)』(クロード・シャブロル/2004/ドイツ、フランス)

氷の微笑みたいなタイトル。シャブロルなので期待大で見ました。偏愛とサスペンス。映像がすごくいいのに疑問がいくつか残るストーリーがちょっと残念。美人とは言い難いクセのある顔のローラ・スメット。個人的にあまり惹かれなくて、最後まで気になりまし…

『グーグーだって猫である』(犬童一心/2008)

大島弓子の原作の力が大きすぎて映画はどうだろうと思ったけどキョンキョンと上野樹里だったので期待して見ました。無意味なチャンバラ、マーティ・フリードマンの死神、雲がまことちゃんになったりぐわしとかの楳図かずおの挿入はぜんぜんいらないよ……ちょ…

『ジプシー・キャラバン(When the Road Bends: Tales of a Gypsy Caravan)』(ジャスミン・デラル/2006/アメリカ)

ジプシー(ロマ)音楽のルーツを持つ5つのバンドの北米ツアーに密着した音楽ドキュメンタリー。クストリッツァやガトリフの映画でのロマ音楽くらいしか分からないけれど、ステージやバス移動の映像の合間に挿入されるルーマニアのちいさな村やエスマの47人も…

『TOKYO!(TOKYO)』(ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノ/2008/フランス、日本、韓国)

ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノによる東京オムニバス・ムービー。ミシェル・ゴンドリーは日本人感覚寄りなのといつものゴンドリー調でかわいらしい。でもこの加瀬くんには萌えません。レオス・カラックスの作品にはドニ・ラヴァン…

『さよなら。いつかわかること(Grace is Gone)』(ジェームズ・C・ストラウス/2007/アメリカ)

イラク戦争に出征していた妻の突然の訃報。おかあさんなら泣けます。ただエンドロールで流れる歌が説明調というか(クリント・イーストウッド作らしい)なんかものすごく興ざめで残念。さよなら。いつかわかること [DVD]出版社/メーカー: メディアファクトリ…

水都大阪2009開幕

今日から中之島をメイン会場にした水都大阪2009(http://www.suito-osaka2009.jp/)が開幕。ちょっと前から知ってたわりにはなにをやってるのかいまいちよく分からなかったけど、行ったらすごくおもしろかった!まず家人が行こう行こうとノリノリだった大阪…

京都へ

お盆は京都で1泊してみました。高野川上流部で川遊び。ホテルにチェックインしたあと近くの平安神宮へ。広い場所にくると反射的にダッシュします。ホテルの大きなベッドでハイテンション。「ここでねるのー、○○(ミニチムの名前)ここでねるのー」いつもは寝…

『ギルダ(Gilda)』(チャールズ・ヴィダー/1946/アメリカ)

リタ・ヘイワースの歌って踊る姿の華があって美しいこと!足ながーい!ストーリー展開が微妙でラストの強引さにズッコケたりするものの、キラキラ輝くリタ・ヘイワースで許されてしまう映画。ギルダ [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテイン…

『JUNO/ジュノ(Juno)』(ジェイソン・ライトマン/2007/アメリカ)

16歳の高校生ジュノのうっかり妊娠出産記。重くならずにコメディ路線で進み、日本にはないアメリカ的軽快さにあふれた10代で学生の妊娠話としてなかなかおもしろいけど、大ヒット映画?とちょっと不思議。 [DVD]" title="JUNO/ジュノ [DVD]">JUNO/ジュノ [DV…

雨の日の科学館

家人が朝から車でお出かけ。雨降ってるけど家でミニチムとふたりでまったり過ごせるはずもなく、外に行きたいオーラをびしびし感じたので(先週も行ったのに)またも大阪市立科学館へ。たまたまプラネタリウムの合間にやってるベルギー発3Dアニメ「ナットの…

『ファーストフード・ネイション(Fast Food Nation)』(リチャード・リンクレイター/2006/イギリス、アメリカ)

ファーストフード業界と移民と家族と、なんかいろいろすぎて何にスポットを当てたいのかちょっと分かりにくいです。『いのちの食べかた』のほうを先に見てしまっため、ストイックな『いのちの食べかた』と較べるとだいぶ落ちます。アヴリル・ラヴィーンとか…

『いのちの食べかた(Unser taglich Brot)』(ニコラウス・ゲイハルター/2005/ドイツ、オーストリア)

様々な食べ物が大量生産される現場の様子を、たったひとつの台詞もなく淡々と描くドキュメンタリー。大量生産され機械的な作業を行うのも野菜なんかは冷静に見られてもこれが動物だったりするとなかなか映像を直視してるのがつらい。牛の加工過程は大きな動…

鈴木志保『薔薇のかたちのシ』

サントラ(KUKNACKEとか虹釜太郎とか最近を知らないのでなんか懐かしい気分になり……)も買ってしまいました。CDもなかなかおもしろいです。しかし漫画がすごい、なんでこんなひとつひとつのエピソードに泣けちゃうんだろう。だいすき。タイトルはパゾリーニ…

今日は淀川花火大会でした

今年はじめて淀川河川敷まで行って見に行きました。人いっぱい!

御堂筋の播磨屋ステーションに行ってきました

おかき食べ放題の播磨屋の無料カフェが京都にあるのを知ってからいいなーと思ってたら大阪の御堂筋にもできました。すごーい。ほんとに食べ放題。ドリンクも飲み放題。暑くてそんなにおかき気分じゃなかったので少々食べただけだったけど、みんな超おかわり…