地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『市川崑物語』(岩井俊二/2006)

市川崑監督と妻であり脚本家としてパートナーでもあった和田夏十さんとの物語を岩井俊二らしい愛に満ちた撮り方で撮った作品。市川崑監督のトーキー漫画部時代の作品である短編アニメ映画『新説カチカチ山』、人形劇アニメ『娘道成寺』も少し見ることができ…

泣けるといけば

Happy Xmas (War Is Over) - John Lennon 戦争で傷つく子どもたち。ポロポロ泣けてくるので何度も見れません。ハハになると弱い涙腺がさらにゆるくなるようです。

ポニョ

最近ポニョの歌をまたよく聞くので、聞くたびに思い出してこみ上げるものがあって泣けてきます。ポ〜ニョポ〜ニョポニョポニョ、の部分でミニチムがのぞみちゃんと同じように手をぱたぱたさせるのがかわいいです。

『バニー・レークは行方不明(Bunny Lake Is Missing)』(オットー・プレミンジャー/1965/アメリカ)

4歳の娘が行方不明になったことを軸にしたサスペンススリラー。ラストの覆し方がサスペンスらしく狂気に満ちたブランコシーンは好み。でも兄がなぜそんな行動をとったのか動機がいまいちわからない。おもしろいけど後半がちょっと流すぎかも。バニー・レーク…

2008年@cosmeベストコスメ大賞

■メイクアップマスカラ部門 【クリニーク】 ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ口紅部門 【M・A・C】 リップスティックリップグロス部門 【クリニーク】 スーパーバーム モイスチャライジング グロスアイライナー部門 【メイベリ…

ポリシックスのカヨちゃん

カヨちゃんとかゆってそもそもポリシックスの曲とかぜんぜん知らないんだけど、ポリシックスのカヨちゃんがものっそい知り合いに似ていて、さすがに知り合い自身ではないのだけど「妹?」ていうくらい似ているので気になります。似すぎ。共感してくれるひと…

福袋情報

阪急百貨店うめだ本店の2009年福袋情報を見ていたら、個人的に婦人服、子ども服ともにいまいちだったのでちょっとがっかり。抽選じゃない頃は欲しいブランドのが出ていても(欲しいやつは10個くらいの販売で少なかった)早朝並んでいた人々にそもそも気合い…

イッタラ×ミナペルホネン

伊勢丹新宿店で開催中の『北欧モダンコレクション』(11月26日〜12月2日)会場にて、イッタラ×ミナ ペルホネンの伊勢丹限定マグカップ(4,200円)が販売されているようです。 でもマグカップて私には使用頻度が低いんだよね……と思いながらネットを眺めてると…

倉敷&直島旅行

一日目は倉敷。倉敷到着して美観地区。私はたぶん8年ぶりくらい、家人はなんと中学校の修学旅行以来。大原美術館の敷地でどんぐり拾いにいそしむミニチム。 美観地区にある黒田蒲鉾店のカステラという名前の甘い蒲鉾。みんなでおやつにしようと思ったらミニ…

谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のおんな』(新潮文庫)

猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫)作者: 谷崎潤一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/08/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 67回この商品を含むブログ (76件) を見るid:theklfちゃんが取り上げているのを読んでおもしろそうだと思って読んでみました…

おかーさん業と不況

カフェで雑誌読んだり夜ごはんでちょっといい店に行ってみたりしたいこのごろ。そういえば不況の嵐を私もじかに感じました。12月の金曜日泊まりの東京出張の予定が浮上していたのにぽしゃりました。東京行ったらどこ寄ろうムフフともくろんでいたのにちょっ…

『スプレンドール(Splendor)』(エットレ・スコーラ/1989/イタリア、フランス)

小さな町の映画館スプレンドール座の館長マストロヤンニ。「メトロポリス」「野いちご」「素晴らしき哉、人生!」など数々の名作(分からないものも多数あるけど)を随所にコラージュした映画愛に溢れた作品。「ニュー・シネマ・パラダイス」的なクラシック…

言うこと聞きません

最近のミニチムは私の言うことをぜんぜんききません。靴下をはかせようとすると手にはめて喜んで「あんよにはこうねー」とはかせようとするとめっちゃ怒るし、歯みがきも歯ブラシくわえたまま走ったりして「こらー」て追いかけると調子にのってキャハハ!と…

日本の「男女平等指数」は世界98位

評価対象は全130カ国、日本は下から数えて33番目、世界98位、先進国で最低なんだそうです。1位はノルウェー、2位はフィンランド、3位はスウェーデン。アジアの国々だとフィリピンが6位、中国が57位、韓国が108位(先進国の明確な定義はないのだけど韓国て先…

『怪猫有馬御殿』(荒井良平/1953/大映)

入江たか子主演の楽しい化け猫怪談映画。実際は楽しい話ではないのだけど化け猫に操られる女中たちの体操選手のようなアクロバティックな無駄な動きがやや失笑気味だけど面白い。首が飛んでかみついてきたり恐ろしいはずなのになぜかコミカルに見えるのはア…

『祇園の姉妹』(溝口健二/1936/第一映画)

『地下鉄のザジ』に続いて再見映画。ああやっぱりすばらしい、なんて面白い。毎度描かれるな避けない男たちが女を引き立たせる。山田五十鈴演じる芸妓おもちゃの潔さというか計算高さも勝気なところも「女」として共感する。心の奥にどんと響くいい映画だな…

『地下鉄のザジ(Zazie dans Le Metro)』(ルイ・マル/1960/フランス)

『地下鉄のザジ』はたぶん見るの3回目くらいなんだけど、いつ見てもピンとこない映画。フレンチコメディの典型というか古典だと思うのでなんか文化の違いで面白さが不明。『ぼくの伯父さん』シリーズと同種の感情がこみ上げる。フランスの映画で好きな映画は…

子どもの本専門店「メリーゴーランド」×フェリシモ『おはなしのたからばこ』

子どもの本専門店「メリーゴーランド」×フェリシモがプロデュースする『おはなしのたからばこ』。 http://www.ohanashino-takarabako.com/作家とアーティストのコラボがなかなか豪華で楽しいちいさな絵本シリーズ。その中の「おいで、もんしろ蝶」を紹介。お…

大阪を舞台にした作品

大阪で暮らすようになってから、大阪を舞台にした本や映画を見るのがすごく楽しい。きっかけは谷崎潤一郎の作品でそれからいろいろ意識して見るようになり、昔の街並を懐古できるわけもなくそれでも楽しいのは作品の登場人物がここを歩いたとかあそこに行っ…

『浪華悲歌』(溝口健二/1936/松竹)

山田五十鈴演じるアヤ子のお金に振り回され男にも不遇な悲しい人生。いったん落ちても引き上げる典型的なタイプの物語ではなく、守りたいものを守ろうとする自分の想いとは裏腹に身内を含めたダメな男たちに不幸にされ、不遇はさらなる不遇を呼ぶ、落として…

"マトリョミン"と"TENORI-ON(テノリオン)"

CasaBRUTUSのメルマガで知ったマトリョミンがかわいすぎる。 http://www.mandarinelectron.com/ ★マトリョミンはロシアで発明された最古の電子楽器「テルミン」の機能を、ロシアの有名な民芸品「マトリョーシカ」に収めた、マンダリンエレクトロンのオリジナ…

北堀江『チャルカ』のミニ幻燈会

昔家人と行ったことあるけど、もう少しミニチムが大きくなったら一緒に見たいなー。そのときまでこのイベントが続いていますように。■X'mas ミニ幻燈会2008 4日間各15名限定■11月13日(木)から発売開始上映日:2008年12月12日(金)、13(土)、19(金)、2…

家バー

本当にずいぶんバーというものに行っておらず、缶チューハイとかじゃなくてカクテル飲みたいよ?という気分になり先日会社帰りに酒屋に寄りスミノフとグレープフルーツジュースを購入。ミニチムを寝かしつけたあと家バーでソルティドッグ(塩は家にあった石…

1歳7ヶ月の1歳半健診

1歳7ヶ月のミニチムを1歳半健診に連れて行きました。本日13時から14時までの受付時間というものすごい限定された時間でお昼寝の時間とブッキングしているため、午前中は私は出社、ミニチムは保育園でお昼ごはん&お昼寝の途中で起こして、そのまま14時前くら…

『人のセックスを笑うな』(井口奈己/2007)

山崎ナオコーラ原作。井口奈己の映画は「犬猫」しか見たことないのにこの作品も井口奈己の世界を構築していてそれがきらいじゃないのがなんだかくやしい。本当に松山ケンイチくんが超かわいくて、でもこれはハタチ前後ならではのかわゆさで、この年齢だから…

『4分間のピアニスト(Vier Minuten)』(クリス・クラウス/2006/ドイツ)

どこかで見たことあるような話をつぎはぎしたような映画。見ていて何の意外性もない。超絶のピアノ演奏は日本人ピアニストの白木加絵さんと木吉佐和美さんという方が吹替えしているそう。4分間のピアニスト [DVD]出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーショ…

H&Mのギャルソンコラボ

H&Mとギャルソンのコラボ商品ヤフオク出すぎ。転売目的の業者多すぎだよー。一般の人が普通に店頭で買えないじゃん。と東京だからそもそも私は行けないのにちょっと腹立たしいのは1年くらい前にアニヤ・ハインドマーチの「I'm not A Plastic Bag」を大丸に買…

おしゃれママチャリ

いまミニチムは保育園に通ってるけどそこのおしゃれママチャリ率が異様に高い気がします。子どもを連れて移動する日常の手段が車ではなく自転車の地域のせいか単に土地柄なのか分からないけど、ビアンキやルイガノとかマウンテンバイクとか車輪の小さいタイ…

『女系家族』と関西弁

少し前にテレビドラマでやってた「女系家族」は見てないけど、東京が舞台で妾役に米倉涼子、老舗商店の長女役に高島礼子(上記大映映画では妾は若尾文子、長女は京マチ子)とかで、そういえばちらっと高島礼子が自分の着物の品定めをされていたのを見て怒っ…

『女系家族』(三隅研次/1963/大映)

山崎豊子原作の大阪船場にある老舗商店を舞台にした遺産相続物語。出演が京マチ子、中村鴈治郎、浪花千栄子、若尾文子で監督が三隅研次に脚本は依田義賢、さらに撮影は宮川一夫。見る前からわくわくしたけど、誰もかれもが金金金の強欲でえげつないいやらし…