地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧

必要にかられ 夜が昼を生み出すのを見た

シネ・ヌーヴォの"聖なる映画作家 カール・ドライヤー特集"。家人と『裁かるるジャンヌ』(1927/フランス)を見に行く。どこかでは生演奏付きで上映されていたみたいだけどこちらはサイレント上映。数ヶ月間にわたって続いた裁判をジャンヌ・ダルクが処刑され…

憎しみの言葉は途絶え 愛の言葉がつづく

実家へのお土産を買いに梅田へ。風邪気味なうえもの年末のすごい人ごみでちょっと疲れながらもどうにか購入。百貨店に買い物に行くオバチャンとか体力あるなーと感心する。最近掲示板に登場していただいている金子雄樹さんも某紙で紹介している『Improvised …

僕らの沈黙 僕らの言葉 出ていく光 入ってくる光

今日撮ったいろいろな写真の中から。昨日NHKを見ていて突然文楽に興味を持ち、今日あっという間に1月の国立文楽劇場のチケットを購入。吉田玉男だよ楽しみ。LACOSTEよりクリストフ・ルメールが選曲したコンピCD『minimal set』。批評だけ読むととても微妙。…

若い娘だらけの灰色の永遠のどこかには

バラ色のビキニを着て、折から風が赤毛を吹き抜けている、この長い脚で進んでゆく白い体の似姿があるのだった。盗撮お昼寝中のフレンチブルドッグ。恋するフレンチブルドッグにストーカーの予感。いやすでにストーカー?先日購入したイカリスーパーの角食。…

カナシミヨ キイチゴノキレイナチェックモヨウヨ

早起きして家人と梅田ガーデンシネマにロマン・カチャーノフ『ミトン』『レター』『ママ』(1968-1972/ソ連)のモーニングショーを観に行く。パペットのかわいさは抜群でお話がなんともホロリとさせて切なくてきゅんとして心洗われた。ほんと。3本とも良かった…

それはちょっと滑稽で、ちょっと感動的であり、

口の端のちょっとしたしかめ面、まぶたのふちで乾いてしまう束の間の涙。何年ぶりか忘れてしまったけれど献血ができて感激。ど貧血だった自分にあう増血剤と薬をしばらく飲んでいたら貧血も治ってなんと献血までできた。大阪に来てよかったことのひとつはと…

すべてを揺るがす深み、昼の到来

いやーん知らなかった。なんばにあるjazz cafe「nu things(ニューシングス)」の存在を。1976年創刊『rock magazine』の阿木譲氏のお店。平日昼間はカフェタイム。そして夜は阿木譲氏のDJが延々と。目を輝かせて「行きたいー」と家人に言うとええっという顔を…