地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

地獄に燃えているのは否定なのだ

南フランス・トゥールーズ近郊の名物料理"カッスーレ"に興味。乾燥白インゲン豆を一晩水で戻し、豚肉と鴨肉に塩を振ってポリ袋に入れ冷蔵庫で一晩おき、鍋に白インゲン豆・タマネギ・ニンニク・セロリを入れて1-2時間煮込む。さらに豚肉・鴨肉・ラード・タイ…

はるかに稲妻のように、チラと発見が、再発見が見える

第25回大阪国際女子マラソン。去年沿道で見ていて良かったので今年も見に行ってみる。ヌデレバもシモンも走ってるのをナマで見るとちょっと熱くなる。もらったハタをばたばたと振る。みんながんばっててエライ。阪神百貨店での催し『全国有名駅弁とうまいも…

絶対に純粋な、光に満ちたまなざし

家人が仕事で出たので午前中精力的に家事を遂行。掃除はいつもより念入り。買出しも念入り。新聞もJohn Cale『Sun Blindness Music』をかけつつ念入りに読む。朝から瞑想ドローンの休日の午前中。 Sun Blindness Musicアーティスト: John Cale出版社/メーカ…

読書の思い出で覆われた感覚

夕方ダッシュで阪急百貨店へ。SUQQU でファンデーションの替えを買わねば、と思ってお店に行くと金曜の夕方から夜にかけてのコスメコーナーの熱気。お姉さんに「アイシャドウの新色とかつけてみます?」「シャドウだけなら5分くらいで終わりますよ」と言われ…

感覚も、知性も、心も、幸福も

カルフールブランドのカタロニア風ツナ缶。どんなものか引用すると"トマトとにんじんをベースにしたソースにピクルスを加えて爽やかで甘酸っぱい味に仕上げた、スペイン北東部カタロニア地方風のツナサラダ"。中は写真のような感じで、このまま食べてもなか…

夕方の光の中のリイイの庭。

黒い繁みの中の石像の白い太陽。動かないばら。私の新たなまなざし。easy traveler(イージートラベラー)13号を立ち読み。特集は"Present"。そのなかで"いま贈りたいメイド・イン・ジャパン"に書いてあった山梨県にある黒富士農場の「たまごかけご飯のための…

ただひとつの存在を愛するだけで足りる

一日入店券をもらったので、初めてのコストコ尼崎店へ家人と行ってみる。コストコ社のはじまりはカルフォルニア州サンディエゴ。世界中にある数百店舗のなかで日本では5店舗展開している会員制倉庫型店舗。大きなカルフールの隣にある大きなコストコホールセ…

キルトをはいた優雅な幻

最近のネイルサロンの広告写真の過剰ぶりがすごい(ネットより紙の媒体の広告)。スカルプにジェルに爪ピアス。ゴテゴテのジャラジャラで特殊メイクのよう。10本の爪全部に浮き上がってるいろんな動物とか(しかもファンシーでない)、だいぶやばい。でも面白い…

愛し、苦しみ、生き、夢みることのすべて

谷町・からほり「蔵」本店にあるチョコレート専門店エクチュア。バレンタインの記事の載ってるフリーペーパーを見て行きたくなった。美味しそう。ノスタルジック空間ここはベルギーのカレボー社のチョコらしい。カレボー社、ヴェローナ社、よく分からないけ…

私の愛するものの数がまた増え始めて来る

家人が見たがっていた、ジャック・ドゥミ監督没後15年企画、奥さんのアニエス・ヴァルダが監修したデジタルニューマスター版の『ロバと王女』を梅田ガーデンシネマへ一緒に見に行く。映画『ロバと王女(Peau d'Ane)』(ジャック・ドゥミ/1970/フランス)。ファ…

変わらない場所でのわれわれの心の新しさ

お昼頃から家人と箕面の109シネマズへ。本日から公開の『THE 有頂天ホテル』。話題の新作を公開日に見に行くというのはとてもめずらしい。しかも前売り買ったのだけど、こういう話題の映画の前売りって一般1300円なんだと感激した。安い。知らなかった。せっ…

絵画空間とはひとつの壁だ

だが そこには世界中の鳥という鳥が自由自在に翔んでいる 奥の奥まで献血しようと思ったら血液の比重が低くてできなかった。できないできるできないできないできないできるという感じでチャンスがあればチャレンジ。献血会場に行く回数は多いのにできた回数…

"このしるしと星々とに満ちた夜を前にして、

私ははじめて、世界の優しい無関心に、心をひらいた"アクア堂島にある Cafe tous les jours でランチ。紅茶専門店 Tea House MUSICA の奥にある、たぶんMUSICA系列のイタリアン。広々空間で出てくるのは早いしなかなかいい感じ。頼んだランチセットはものす…

生の悲劇的な感情を、高揚の泉とすること

とつぜん書道。久しぶりなくせに生意気にもいい墨といい紙を使用(筆は普通)。目標は和歌や百人一首みたいな歌をさらさら書けるように。そして夢は大きく掛け軸。とりあえずは適当に大きな字から練習。書けない・・・。紙という枠を意識した小さなせせこましい字…

男の力への意志に女の所有への意志が対抗する

お菓子が食べたくなって、静岡市の栗原あたりにあったハーブに囲まれた風光明媚な一軒家カフェ"PANTARITA"を思い出して、スコーンを作る。 "PANTARITA"のスコーンは美味しかった。こねくりまわしすぎてあんまりふくらまなかったけど中はサクサク、きちんとス…

ある感動の激しさはその対象の関数ではなく、

それについて人の持つ意識の関数である(そこから意志の必要)。卵がたくさんやってきた。わーい。(いつできるの?)丸井なんば店。地上12階、地下2階、上層階に複合型映画館、その下に丸井なんば店が入る。その丸井なんば店は間宮吉彦が空間デザインをするそう…

明るい穏やかな空。陽気。

あけましておめでとうございます。年末からお正月にかけて家人と私の実家、三重・愛知と帰省。恒例の年末高級松坂牛のスキヤキからはじまり、暴飲暴食の日々。たくさんの甥と姪にお年玉もくばり、コメダ珈琲で休憩して(実家に帰るととりあえず盆も正月も開い…

その無煙炭のように黒い目を均一な絶え間のない輝きで光らせている