地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ステラ・マッカートニーの100%オーガニックコスメ

オーガニックにものすごい興味があるわけではなくベジタリアンでもないし、ちょびっと興味を持って作った手作り石けんや無添加の石けんとか使ってみたら思いのほか調子がよかったのでなんか使ってみたいかも、というレベルでステラ・マッカートニーの100%オ…

『風船』(川島雄三/1956/日活)

ゆらゆらと揺れて気の向くままの風船は、脇役の美しいシャンソン歌手役の北原三枝であったように思えた。タイトルと主人公がかみ合わない映画でありながら脇役の人生は川島雄三の得意な、流れ流れていく人間の性を描いている。元天才画伯、いまは実業家役の…

オーガニックで作るおくるみ完成

大作がやっと出来た。色があせているように見えるのは光の加減。もうちょっとかわいい色のボーダーおくるみ。

たくましさをもって

穏やかな世界をつくらねばならないこと

『夜行列車(Pociag)』(イエジー・カワレロウィッチ/1959/ポーランド)

夜行列車に偶然乗り合わせた人々の人生の断片。一時絡んだように見えても終着駅に着けばみな自分の人生を生きる。モノクロの画面がなかなかかっこいい映画。

『ヤン・シュヴァンクマイエルとチェコアニメーションの世界』

新町の&'sにてチェコイベント。 日程:2月26日(月)〜3月4日(日)場所:&’s scene(アンヅシーン)大阪市西区新町1-2-6 ニュー新町ビル3F ビョークやティム・バートン、アンダーカバーのデザイナー高橋盾など、世界中のクリエイターから熱狂的な支持を集…

オーガニックで作るおくるみ

里帰りするまでにどうしても完成させねば、とWOWOWのアカデミー賞授賞式を見ながら午前中から必死に編む。キムタクと司会者の微妙なやりとり。同時通訳て大変だ、と適当なことを思いながら手が腱鞘炎になるかと思うくらいにがんばる。がんばってたらわりとま…

はっきりと計量された時間には無限の空間があり、

その意味では音楽に似ている。

ボーテ ド コーセー"アイファンタジスト"2

やっぱり欲しーい、と思って結局ボーテドコーセーで"アイファンタジスト"を購入。緑色のGR752。新しい化粧品てわくわくする。初めてボーテドコーセーを利用したのだけど阪神百貨店のお姉さんがファンデーションやメイクアップベースや各種スキンケア、いっぱ…

北新地『そば処とき』

家人とふたりで北新地の『そば処とき』でランチ。ときのお蕎麦はほんとうにおいしい。おいしいお蕎麦てこういうのなんだなあとしあわせになるお蕎麦。画像は天ぷら蕎麦でこれにランチのサービスで巻き寿司が4切れがつく。1500円也。今度いつ来れるかな。

『晩春』(小津安二郎/1949/松竹)

笠智衆と原節子の共演する紀子三部作の第一作目。閑静な北鎌倉という舞台と、父と娘の静かで幸せな日常生活という組み合わせが絶妙。ローアングルで撮影される廊下から台所へ直線に抜ける視線、縁側のある部屋で笠智衆が物思いにふけるシーンは何度見ても好…

動かない船で遭難するという撞着の美しさを、

身体中で引き受けたくなるのだ。

小池手作り農産加工所のトマトケチャップといちごジャム

「どっちの料理ショーの特選素材」で使用された農産物加工界のカリスマ?が製造した完全無添加のケチャップといちごジャムを会社関係のIさんからいただく。ぜんぜん知らないんだけどこういう貰い物はうれしい。さっそく使ってみたかったので今日はオムライス…

靱本町『ブランジュリ タケウチ』

予定日がちょうど私より1ヶ月遅い妊婦友達Nさんと靱本町にある『ブランジュリ タケウチ』の3Fにあるカフェスペースでランチ。前回Nさんと会って1ヶ月も経ってないのに、Nさんのお腹はぷくーと大きくなってて、お腹の赤ちゃんの大きさも私の1ヶ月前よりたぶん…

フランク・ロイド・ライトのドキュメンタリーを見ていて

ライトのドキュメンタリーの中で「ライトの母はお腹に子どもが宿ったときに"この子は建築家になる"と確信した」と誰かが語っていて(誰かライトのお母さんから聞いたのか?)、ぼんやり健康だったらいいなーとか五体満足だったらいいなーとかそういうまったり…

『巨匠建築家 フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)』(ケン・バーンズ/1998/アメリカ)

様々な女性関係と悲惨な事件、多くの子宝、1867年に生まれ1959年で92歳の大往生で生涯を閉じた"天才"フランク・ロイド・ライト。多くの建築物と私生活と絡めながら関係していた人々がライトのことを語るドキュメンタリー。アメリカンなドキュメンタリーだけ…

『隠された記憶(Caché)』(ミヒャエル・ハネケ/2005/フランス、オーストリア、ドイツ、イタリア)

とある中流階級の家族のもとに自宅を延々と撮影した意味不明なビデオテープが送られてくることから物語がはじまる。観客にこういう解釈してみたところでほとんど意味のない回答をゆだねる映画はあまり好きではないかも。映画としての範囲や想像を出ない堂々…

なにかを内面化してしまった願望によって、

けなげな知識欲が想定されていたものだった。

大谷能生『河岸忘日抄』

CD

平日の昼下がり、編みかけのおくるみを完成させねばと思い、何かCDを、とCD棚を眺めて目についたのは大谷能生『河岸忘日抄』。「河岸忘日抄」よりアーティスト: 大谷能生出版社/メーカー: インディペンデントレーベル発売日: 2006/12/13メディア: CD購入: 1…

コンビニ製品「スターバックス ディスカバリーズ」

スタバのコンビニ製品「スターバックス ディスカバリーズ」のラテを買ってみる。あまーい。スタバのラテはいつもたいていノンシュガーで飲むので妙に甘いのがちょっと・・・。310円出して普通にスタバで買ったほうがおいしいと思う。

「つらいときには甘いものを食べます。

糖分が身体中に染み込んで、右か左かの固着した考えを曖昧に、まったりと溶かしてくれるからです」。

ブリトニー・スピアーズの妊婦ヌードを回想

自分がお腹の大きいいま、ブリトニー・スピアーズの妊婦ヌードてわりときれいな気がする(皮膚が伸びるせいかかゆくてかくので私はひっかき傷とか多数あったりする)。ケイティ・ホームズですら妊娠線を作っていたのにブリトニーはなんだかすごい身体がデカくな…

『夏の嵐(Senso)』(ルキノ・ヴィスコンティ/1954/イタリア)

オーストリア軍が占領している1866年のヴェネチアが舞台。オペラにはじまり中尉と公爵夫人の壮大なメロドラマ愛憎劇。得意の貴族のきらびやかさ・退廃・破滅を描くビスコンティ節にうっとり。苦悩、堕落、嫉妬、侮辱。格調の高い美や理想や幻想を保ちつつ崩…

淡路町『PAINDUCE(パンデュース)』

Sさんとパン交換会をするために今日は午前中淡路町にある『PAINDUCE(パンデュース)』へ。種類もたくさんあって午前中に来れるていいな。数あるパンに目移りしながらSさん用のパンを各種と、自分のお昼用にシンプルな胚芽パンとベーグルを買う(何度も書くけど…

自分にとって中心となるものを決して明け渡さないこと

気を散らさないこと

『さくらん』(蜷川実花/2007)

大阪フェスティバルホール内のリサイタルホールで映画『さくらん』の試写会。蜷川実花、土屋アンナ、安藤政信の舞台挨拶目当て。土屋アンナ、色しろーい、金髪でお人形さんみたいだった。意外にも近くで見れたのでちょっとうれしい。以下は映画の感想。 蜷川…

ベビーカー"Quinny buzz"

時々会ってあいさつする程度の近所の奥さまに小さな子どもがいるのは知っていたけどたまたま(たぶん奥さま専用の)アウディに乗り込むところでベビーカーも一緒に積んでいた。生活レベルがちょっと高そうなのは分かっていたけど、そうかーこういう人が"Quinny…

「わたしたちはいろいろなことについて語りあった。

幸せでいる義務、そして自分のまわりの世界つまり人間、植物、花、天候などを楽しむ義務を持ちながら、現代がかかえている苦しみや恐ろしさをできる限り意識していなければならない、と語りあった」

『伊豆の踊り子』(西河克己/1963/日活)

川端康成の短編小説、4度目の映画化。吉永小百合、高橋秀樹版。ふたりが初々しくてかわいい。伊豆の踊子 [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2005/01/21メディア: DVD クリック: 39回この商品を含むブログ (13件) を見る

『日本の悲劇』(木下恵介/1953/松竹)

戦前戦後の日本の悲劇ととある家庭の悲劇。相当暗い。母親役の望月優子のダメさ加減がすごい。こういう木下恵介作品はあまり興味をひかれない。日本の悲劇 [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2006/06/24メディア: DVD クリック: 2回この商品を…