地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『オール・ザット・ジャズ(All That Jazz)』(ボブ・フォッシー/1979/アメリカ)

「ショーの始まりだ」と繰り返されるつぶやき。人生をきらびやかなブロードウェイのショーダンスに例える。妄想と幻想の世界でのミュージカルシーン。ダンサーたちの脚線美に当時の粋なミュージック。生きる・死ぬという重いテーマですらいろんな仕掛けでわ…

中之島「CABO d EL PONIENTE(カボ・デルポニエンテ)」

エル・ポニエンテの4番目の店、中之島のダイビル内にある「CABO d EL PONIENTE(カボ・デルポニエンテ)」でSさんとIさんと スペイン料理のランチ。休日はちょっと高めのランチしかないけど平日は950円ランチが食べられる。前に来たときとはちょっとメニューが…

"有機体であるもの、

つまり独自の意思を持ち、独自の条件を克服しようと試みているもの"

2007大阪国際女子マラソン

マクドナルドを出て2007大阪国際女子マラソンを見るために御堂筋に向かう。写真は20km地点くらいの渋井選手と原選手。マラソンをナマで見てがんばれーて応援するの好き。

メガマック

マクドナルドのメガマックてもうすぐ終わっちゃうねーということで家人と食べに行ってみる。ハンバーグ4枚がずり落ちそうになっていて口に入りきらない。途中まで食べてギブアップ。残りは家人に食べてもらう。マクドナルドは80円ハンバーガー(ピクルス抜き)…

わかい女王(クイン)の手に持てる黄なる小花ぞゆかしけれ。

赤ちゃん本舗

赤ちゃんグッズやら入院グッズやらをほとんど買っていないのでちょっと奮起して赤ちゃん本舗に買いに行く。しかし哺乳瓶を洗うブラシだとか搾乳器だとか取っ手付の哺乳瓶だとかいるのかいらないのかよく分からないものが非常に多い。選択できないのは知識が…

肥後橋「オーガニックトマト」

肥後橋の里山カフェの2F、里山カフェと同じくソルビバ系列の「オーガニックトマト」へ妊娠7ヶ月目のNさんとランチしに行く。ここのシェフはアメ村の「ハレハレ・オーガニックカフェ」のシェフだった人らしく、久しく「ハレハレ・オーガニックカフェ」には行…

『メリンダとメリンダ(Melinda And Melinda)』(ウディ・アレン/2004/アメリカ)

人生は見方によって悲劇か喜劇かどちらにもなる。ウディ・アレンて映画の中で映画を作る話が好きなんだろうと思う。クロエ・セヴィニーが地味な役どころで出演。ウディ・アレンの映画のなかでは普通レベルの作品。メリンダとメリンダ [DVD]出版社/メーカー: …

"力不足を時間をかけることによって埋めあわせようとした"

昨日は帰ってきてからゴハン作って掃除して洗濯してパンを作っていたりしたらへなへなと疲れてしまって、今日はゴダールの『万事快調(Tout va Bien)』(1972)を見ようかなと思っていたのだけど、なんだかそんな気分にぜんぜんならなくて、じゃあ何を見たかと…

お腹のベイビーの意思

コートのお腹のところがしまらなくてまあいいやと思ってそのまま着て歩いていると「寒いのいやー」て言うみたいにやたらお腹のなかで足をつっぱる。キッチンで作業をしているときお腹と作業台がちょっと触れてたりすると「なんかあたってるのいやー」て言う…

『少女ムシェット(Mouchette)』(ロベール・ブレッソン/1967/フランス)

アルコール依存で働く気のない父と寝たきりの母、そして赤ん坊の妹と暮らす14歳の少女ムシェット。父親の暴力と貧困生活に加え、普通に暮らす普通の同級生からも孤立し、14歳の幼い少女自身の肉体さえ奪われる。ムシェットの目が常に疑心に満ちているのは周…

阪神百貨店の「全国有名駅弁とうまいもんまつり」

家人に頼んで阪神百貨店の「全国有名駅弁とうまいもんまつり」で駅弁を買ってきてもらう。私が頼んだのは山形県 奥羽本線 米沢駅「牛肉どまん中」(駅弁大会ドキュメンタリーみたいな番組をちらりと見たときから食べてみたかった)。家人は福岡県 鹿児島本線 …

この灰の雨をふりはらうにはたえず動いていなければならない

ケイト・モスが愛用してるというブランド「アブリル ガウ(AVRIL GAU)」の靴がとてもかわいい。特にパンプスやサンダル。Lamp harajuku(東京に行く機会があったらぜひ行ってみたい)に置いてあるらしいけど、大阪ではどこで売ってるのかな。アローズとかにある…

『袋小路(Cul-de-sac)』(ロマン・ポランスキー/1965/イギリス)

古城に住む中年の男と若い女の夫婦。そこは満潮時には外部からの進入を許さないまったく閉じた世界になる孤島。閉じた世界での二人の(理想の)奇妙な生活に介入者がやってくる。人間の精神的限界、半狂乱になった男、幼いポランスキーはユダヤ人の母親をアウ…

ビル・ヴィオラ はつゆめ展

兵庫県立美術館で開催中の『ビル・ヴィオラ はつゆめ展』。最終日の3月21日までには行くつもりなのだけどその頃には出産のため里帰りしている予定で、たぶん下記のイベントも行けないことが判明して少しだけがっかり(とか言ったらダメ?)。ナマでビル・ヴィ…

彼女を愛し、彼女に私を愛してもらいたいという希望

動きすぎ

私じゃなくてお腹のベイビーが動きすぎ。大暴れ。足をつっぱったりもろにキックされるので(思わず母体自体が動いたり「うっ」と言ったりするくらいに)横腹やら下腹やらが痛かったり気持ち悪くなったり胃に違和感があったり私の体調がおかしくなる。動いて元…

ラ・フォカッチャとcafe hygge

カルフールでジャムやパテやパスタソースを買い込んだあと、江坂にあるラ・フォカッチャでランチしようとしたら大人気で満席だったのであきらめて(パンだけ買って)、豊中のcafe hyggeに移動。ハンバーガーセットのランチ目当てだったのだけど想像以上しにお…

『マリー・アントワネット(Marie Antoinette)』(ソフィア・コッポラ/2006/アメリカ)

普通の女の子として描かれた王妃マリー・アントワネット。フランス語だったらもっとよかったのにと少し残念。幼い頃夢中で本を読んだ感覚を思い出す。ピンクや水色のパステルカラーの華やかな部屋やドレスや髪飾り、豪華な朝食に素敵なお庭、食べきれないく…

マリー・アントワネットを見る映画館

昨日から公開されてる『マリー・アントワネット』見たいね、と家人と話していて、大阪市内でどこでやってるかというと梅田の三番街シネマとかなんばのTOHOシネマズとか。さすがに小汚い三番街シネマはなんかやだし(失礼。でも今時ありえない映画館)、なんば…

一つひとつの物にだれ一人気がつかない神秘を発見し、

それゆえにそれを愛し、それゆえに少し気がふれている、ということである。

ホームベーカリーでレーズン食パン

そうだ、お弁当にパンを持って行こう、と気づいて、パンがしばらく焼けないとか書いておいて焼いていたりする。レーズン食パンがおいしくてお気に入り。お昼に持っていったところでそんな頻繁に焼けないけど、ホームベーカリーが楽しくて仕方がない。

ある空間を改めて生きること

大学時代の友人の新居のある堺市へ。昨年の夏に家を建てていたことは知っていたけどつわりのせいでずるずるなかなか遊びに行けなくて、今日やっと訪問できた。行きがてら"JAPANESE CAFE 翠"に寄ってケーキを各種購入。食べたことのないケーキを持ってくのは…

『赤線地帯』(溝口健二/1956/大映)

溝口健二の88作目にして遺作。東京・吉原の売春宿「夢の里」を舞台にした群像劇。様々な事情をかかえた女たち。『祇園囃子』とはうってかわって、売れっ子ナンバーワンの若尾文子は色っぽく美しくしたたかになり、失業中のダメ夫と赤ん坊をかかえた木暮実千…

『祇園囃子』(溝口健二/1953/大映)

厳しいしきたりの花柳界で本物の芸者達の表の華やかさと裏の苦労を描く。『祇園の姉妹』といい『祇園囃子』といい溝口健二の描く花柳界で花柳界のことに興味を持つ。京都・祇園の路地を小走り、「おはようさんどす」と髪を結ってもらい、舞妓として一生懸命…

アップルパイ

すごくおいしいアップルパイをいただいたので、にわかにアップルパイに興味。アップルパイを作りたいというよりおいしいアップルパイを買いたい。アップルパイてあんまり自分で買うことがなかったのでどこのお店がおいしいとかぜんぜんわかんないなー。

王者必滅、会者定離、悲しい恋の花吹雪

『シェルブールの雨傘』(ジャック・ドゥミ/1963/フランス)

見る機会を逸し続けていた『シェルブールの雨傘』をやっと見た。アルジェ戦争によって引き裂かれるジュヌヴィエーブとギイの悲しい恋の物語。全編歌で通すミュージカルで普通の台詞から歌になるということのない徹底さ (ただ後から知った情報によるとカトリ…

南堀江「sept mignon」

久しぶりに南堀江に来たので、行ってみたかった sept mignon のカフェへ。sept mignon は1Fが洒落た?手芸用品を扱っているショップで(チャコペンすらオシャレに包装されて販売されている)、2Fが編み物も出来るニットカフェ、3Fはギャラリーと教室。思いのほ…