地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

この瞬間のことを刺すような正確さで思い出す

朝、新聞の紙面に雑誌『すてきな奥さん』の広告欄があって、めずらしくファンシーなキャラクターにきゅんとする。キャラクターは"おくたん"。耳?のパーマ?が奥様ぶりをアピールをしていると察する。調べてみると(調べるほどだったか微妙)"だんなちゃん"と…

『イヴの総て(All About Eve)』(ジョセフ・L・マンキウィッツ/1950/アメリカ)

田舎から出てきた若い娘イヴ・ハリントンが愛憎劇を繰り広げ演劇界のスター女優にのし上がっていくストーリー。無名時代のマリリン・モンローも脇役で登場。当初大物女優マーゴ・チャニング役にマレーネ・ディートリッヒの名前があがっていたそうで、これが…

シェ・ワダ御堂筋となかたに亭NEWS店閉店

うつほ日記さんのブログでシェ・ワダ御堂筋となかたに亭NEWS店が3/25で閉店との情報。シェ・ワダ御堂筋に至っては行ったこともなく特別カフェにも通ってたわけじゃないけどなんだかすごく残念。そうするとなかたに亭のお菓子は上本町に行かなければ買えない…

恵みはそれを聞くところから来る

昨日の夜、id:honeycombさん&id:misoちゃんほっこりロハス夫妻から電話をいただく。かわいい夫婦。久しぶりに話せてみんな元気そうでうれしい。ゴハンやお菓子を作るときにヒラメキの神様が降りてくるid:misoちゃんがうらやましいなー。そして私も人が遊び…

『ベルリン・フィルと子どもたち(Rhythm is it!)』(トマス・グルベ、エンリケ・サンチェス・ランチ/2004/ドイツ)

250名のベルリン在住の様々な年齢・人種の子供たちとサー・サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、ストラヴィンスキーのバレエ音楽《春の祭典》をひと晩限りベルリン・アリーナで繰り広げたダンスプロジェクトのドキュメンタリー。人…

菜の花やいさなも寄らず海暮れぬ

昨日、ちびっこたちは朝食用の PAUL のパンを食い散らかし(ちびっこにはクロワッサンが好評)、エンドレス大鬼ごっこ大会して、ソファのクッションで基地を作り、mina のエッグクッションを「イチゴ!イチゴ!」と連れまわし、創作ダンスを披露して、兄一家が…

『16歳の合衆国(The United States of Leland)』(マシュー・ライアン・ホーグ/2002/アメリカ)

16歳の少年が、刹那的に恋人の自閉症の弟を殺してしまうというストーリーのインディペンデント映画。16歳の複雑な心境。断片的で瞬間的な映像から、答えのない様々な善悪、出口のない疑問や感情を上手に描いている。16歳の合衆国 [DVD]出版社/メーカー: 角川…

好むところを夢見ることができる

イタリアのエスプレッソコーヒーメーカー屋さん「カルメンシータ」。復活したというキャラクターが愛らしい。ハービスエントのイルムスでワインセミナー。なんだか楽しそうだったので家人とふたりで参加。ワインを飲みながら簡単な北欧デザインの話を聞く。…

『新婚道中記(The Awful Truth)』(レオ・マッケリー/1936/アメリカ)

新婚カップルのドタバタコメディ。ドタバタといっても下品・ブラックユーモアとは一線を画す上品で愛の溢れる面白さ。単純なストーリーでお金の心配もなく現実の社会から遠ざかっている設定がそうさせるのかもしれない。うれしさのあまり「ステーキを 3枚食…

『舞台より素敵な生活(How to kill your neighbor's dog)』(マイケル・カレスニコ/2001/アメリカ)

ケネス・ブラナーを久しぶりに見た。売れっ子劇作家役は案外ハマってる。ほのぼのとした作品。

『ミリオンダラー・ベイビー(Million Dollar Baby)』(クリント・イーストウッド/2004/アメリカ)

前半はロッキーばりのボクシング映画。モ・クシュラ。愛する人よ、お前は私の血だ。ミリオンダラー・ベイビー [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2005/10/28メディア: DVD購入: 1人 クリック: 190回この商品を含むブログ (525件) を見る

遠くから、私を呼ぶ自分の声を聞いている

フランス人モデル Valentine Fillol-Cordier(ヴァレンティーヌ・フィヨール=コルディエ) が好き。久しく買っていない A.P.C. から春モノすべて揃いましたハガキの写真は A.P.C. を身にまとった男女がむちゅーとキスをしているのだけど、その女の子のほうが …

梅干ぢや見知つているか梅の花

午前中から雨が降り出していたけれど、てくてく家人と大阪市内のレトロビル建築を見に行ってみる。元はヴォーリズ設計の大同生命大阪本社ビルの中を初めてのぞいたり、前は老舗洋食屋さんの青楓グリルで今はシェ・ソルビバが入居している有形文化財空間・ロ…

未知のものにしか自分を任せないこと。

id:dadanndannちゃんから教えてもらった「木の葉どんぶり」を作ってみる。かまぼこが冷蔵庫に不在だったのでちくわで代用。他の具材は干ししいたけと油揚げ。それをだし汁・しょうゆ・砂糖・みりんで味付けして卵でとじる。最後に飾り用のネギ。肉の代わりに…

自分の発明した世界

ホワイトデーのお返しがぞくぞくと。作る料理を大皿料理にするのはもともと大家族(実家で最大7人)だったせいもあって、自分のノルマがないのが好き。好きなだけ好きなものだけ食べるというわがままスタンスの食生活だったので、たとえば居酒屋とかでもわざわ…

雪はこんこん ストーブだんだん

外はしんしん 山はがいがい 炬燵ぽかぽか たばこぷかぷか ぼくはうとうと ねるばかり /小津安二郎ゆっくり読んでいた高峰秀子『わたしの渡世日記〈上〉』『わたしの渡世日記〈下〉』(文春文庫)。が終わってしまった。義母との確執・愛憎劇をベースに、黒澤…

夢中になって現在し、そこにおり、

自己自身であること。渋谷にある HABERDASHERY(ハバダッシュリー)という Wim Neels 中心のショップ。行ったことないけれどいい感じそう(ぼんやり)。いいなー大阪にもこういうお店あるのかなあ。一足早いホワイトデー。ミルクレープ好きの家人からアンリ・シ…

青いソフトにふる雪は 過ぎしその手か、ささやきか、

酒か、薄荷か、いつのまに 消ゆる涙か、なつかしや。家人が昨日唐突に「明日はパンつくる!」宣言をして、今朝起きたらほんとにパンを作ってた。家人のファーストパンつくり。パンを作る家人を激写。もともと料理もできるし器用なのでとっても上手。私が作る…

動かない空気が私を窮っている。

アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)の初の路面店がこの春、表参道ヒルズに出店。いいなーと思いつつパンツ1着11万超えなので買えないけど見てみたい・・・。そういえば昨日、柳々堂に前川國男関連の本を買いに行ったのだけど、さすが建築関連専門の…

幸福が昔から知っていた形

引き続きお弁当に熱い日々。3月末くらいに大阪でも桜が咲くそう。桜の開花情報とか聞くとお花見したくなる。お昼のお花見でピクニックとかいいなあ。先日銀座に路面店を出店した、ファーストリテイリング(ユニクロ)が展開しているフランス発「コントワー・ド…