地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


本日のスパイスカレーと最後の『天の瞳』と小学校の歴史の授業

本日のスパイスチキンカレー。


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辛いー。おいしいけど辛いー。


『天の瞳』未完の最終話を読み終わりました。ずーっと読んでだけに、終わりは感慨深い。そして未完だとは知ってたけど、あまりに未完すぎる。この本のなかには90ページほどの未完の『天の瞳』があり、さらに同じく未完の新聞連載『乾いた魚と濡れた魚』が収録されています。未完2本で消化不良……


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小6の長女が社会で日本史を学んでいるけど、1学期で石器時代からもう江戸時代。室町時代のテストをやったときに、枯山水が出た、と言っていたので、「応仁の乱は?」と聞くと教科書2行くらい読んで終わったと言ってました。えー応仁の乱2行……。ていうか小学校の日本史はひたすら文化の歴史と近代史に徹していて、合戦なんかはほとんどやらない様子。同時進行するには時間がないのかと思うけど、同時にやってこそ理由も意味も分かる気がするのになー。合戦といえば長篠の戦いくらいとか。長篠の戦いといえば私の時代の愛知県民の小学生は長篠に行って(社会見学?)、馬防柵を見て「ばぼうさく」という言葉のインパクトで馬防柵を覚え、長篠の戦いでその名を残した足軽鳥居強右衛門(とりい すねえもん)を覚えて帰ります。


しかし関ケ原の戦いで、布陣を見ながら「もし〇〇だったら…!」みたいな胸アツ談義もやらずに、文化的側面ばかりをさらーっとやって小学生たちは興味がわくのだろうか。