地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

空の青い枠によって急速にぼろぼろにされていく、

雲の冠を縁石にかぶせながら。 プラザのブルディガラに寄ったあとハービスエントへ。この間家人にCDをもらったお礼にお返しを。悩んで購入したのはデンマークのジャズの復刻版CD一枚と、(家人は豆腐好きなので)嵯峨豆腐「森嘉」五代目 森井源一著『豆腐道』…

ナツメヤシの葉の茂みが震え出した

ちょっと面白そうかなと思った下記イベント。 ■ Happy Aperitif in 京都 「南仏プロヴァンスをテーマに、フランス風スロ−ライフの提唱」 1936年、詩人ポール・クローデル(当時の駐日フランス大使)によって創設されたフランスの薫りあふれる建物内のサロン…

風は藪を揺り動かし、

日光がその点描で描かれた影を踊らせていた。摂津峡の入り口、桜公園に続く森の中の「キッチン・スヌーグ」へ家人とランチしに行く。たった5席しかないテーブルはすべて窓側に面して置かれ、窓から見える緑とそよ風のなかでのシンプルなイタリアン。 箕面の…

彼のもっとも内的な思想。もっとも悲痛な秘密。

福島区にあるソファメーカーがプロデュースするカフェ「a Terre」でお茶。一軒家で1Fが雑貨屋、2Fがカフェ。真っ白な外観がかわいらしくて、雑貨もなかなか。食べてないけれどキッシュがとてもおいしそう。キタ方面でゆったりできる貴重なカフェ。

空はいつものように不変の青色

先週行けなかったフレンチの Tout-Le-Monde のランチ。今度は事前に予約してリベンジ。土曜日ランチは予約しないと入れないだけあっておいしかった。ランチでフレンチて好き。また来たい。 「パン工房 青い麦 帝塚山店」へ。帝塚山へ行くのも青い麦へ行くの…

二、三のとてもきれいな白っぽい絵

先日北区にオープンしたパン屋さんのパンがあまりに普通以下でがっかり(コンビニパンのがおいしいと思う)。翌日ブーランジェリー・ブルディガラの長時間発酵のバゲットを食べたらあまりにおいしくて私ていつもおいしいパン食べてるんだと再確認。おいしいパ…

猫を見つめ、躊躇し、それからまた出発した。

天満に用事があったので cheerly (チアリ/大阪市中央区石町2-3-13)でランチ。自家菜園で収穫した野菜や米のメニューがどれもおいしい。お店の雰囲気もゆったりしていていい感じ。 松屋町(このあたりは松屋町と呼ぶのか空堀と呼ぶのか谷町と呼ぶのか私には分…

からみあった体の雑然とした堆積

大阪市・江戸堀界隈。家人と"チョットいいランチ"に行きたい!と言って行った先はフレンチの Tout-Le-Monde。ところが本日は予約でいっぱい。がっかりしながらダイビルのイタリアン CABO d EL PONIENTE へ。900円ランチ目当てだったけどそれは平日のみのメニ…

開かれたドアの灰色の長方形

靱公園のバラがきれい。散歩の人々もいっぱい。 阪神百貨店の地下にある saison factory がなかなか面白い。旬の食材を活かした生ジャムやドレッシング、酢、フルーツドリンクなど、それぞれすべてがおいしそう。量り売りの生ジャムのあるショーケースなんか…

青白い顔をして、ずっと助けを求めている小さな解決策

家人を送りつつ、ついでに行こうと思ったのは吹田の135R沿いにある"Le Sucre-Coeur(ル・シュクレクール)"というパン屋さん。「パリのエリック・カイザー氏のもとで修行したシェフの岩永歩さん」は雑誌にもひっぱりだこ。もっと大きなお店かと思っていたら意…

単純だが実際的な配置

土佐堀にある"天然酵母のパンと焼菓子のお店 にちにち"へ。土日祝お休みのため、ふと思い立って買いに行ってみる。緑のテントが目印の見過ごしそうな場所。閉店間際だったので食パンもなく品薄だったけれど、バタールと期間限定いちごジャムパンとミルクパン…

小さな光線が目を刺した

GWはなんだか大忙し。5/3は静岡ツアー。浜松のお祭りがあったせいか浜松を通過するまでのろのろ進む。焼津の魚センターでいろいろお買い物。こういう場所でのお買い物は楽しい。くじ引きで鰯のはんぺんをもらう。そこで購入したマグロのお寿司のおいしいこと…

繊細なその目鼻立ちの反射の線を引き、

繻子のようにやわらかく磨かれた手の光る金属が、値のつけようもない高価な宝石のようにきらめいていた。