地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2008-11-18から1日間の記事一覧

『怪猫有馬御殿』(荒井良平/1953/大映)

入江たか子主演の楽しい化け猫怪談映画。実際は楽しい話ではないのだけど化け猫に操られる女中たちの体操選手のようなアクロバティックな無駄な動きがやや失笑気味だけど面白い。首が飛んでかみついてきたり恐ろしいはずなのになぜかコミカルに見えるのはア…

『祇園の姉妹』(溝口健二/1936/第一映画)

『地下鉄のザジ』に続いて再見映画。ああやっぱりすばらしい、なんて面白い。毎度描かれるな避けない男たちが女を引き立たせる。山田五十鈴演じる芸妓おもちゃの潔さというか計算高さも勝気なところも「女」として共感する。心の奥にどんと響くいい映画だな…

『地下鉄のザジ(Zazie dans Le Metro)』(ルイ・マル/1960/フランス)

『地下鉄のザジ』はたぶん見るの3回目くらいなんだけど、いつ見てもピンとこない映画。フレンチコメディの典型というか古典だと思うのでなんか文化の違いで面白さが不明。『ぼくの伯父さん』シリーズと同種の感情がこみ上げる。フランスの映画で好きな映画は…

子どもの本専門店「メリーゴーランド」×フェリシモ『おはなしのたからばこ』

子どもの本専門店「メリーゴーランド」×フェリシモがプロデュースする『おはなしのたからばこ』。 http://www.ohanashino-takarabako.com/作家とアーティストのコラボがなかなか豪華で楽しいちいさな絵本シリーズ。その中の「おいで、もんしろ蝶」を紹介。お…