地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『グーグーだって猫である』(犬童一心/2008)

大島弓子の原作の力が大きすぎて映画はどうだろうと思ったけどキョンキョンと上野樹里だったので期待して見ました。無意味なチャンバラ、マーティ・フリードマンの死神、雲がまことちゃんになったりぐわしとかの楳図かずおの挿入はぜんぜんいらないよ……ちょっと残念なくらい、いろんなものを取り込みすぎて散漫とした印象。キョンキョンと上野樹里は両方いらない気がします。キョンキョンが主役ならキョンキョンだけにしたらよかったのに。だけどモロ少女漫画的な後半のサバとの対話でちょっと涙。