地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2009-08-22から1日間の記事一覧

『石の微笑(La demoiselle d'honneur)』(クロード・シャブロル/2004/ドイツ、フランス)

氷の微笑みたいなタイトル。シャブロルなので期待大で見ました。偏愛とサスペンス。映像がすごくいいのに疑問がいくつか残るストーリーがちょっと残念。美人とは言い難いクセのある顔のローラ・スメット。個人的にあまり惹かれなくて、最後まで気になりまし…

『グーグーだって猫である』(犬童一心/2008)

大島弓子の原作の力が大きすぎて映画はどうだろうと思ったけどキョンキョンと上野樹里だったので期待して見ました。無意味なチャンバラ、マーティ・フリードマンの死神、雲がまことちゃんになったりぐわしとかの楳図かずおの挿入はぜんぜんいらないよ……ちょ…

『ジプシー・キャラバン(When the Road Bends: Tales of a Gypsy Caravan)』(ジャスミン・デラル/2006/アメリカ)

ジプシー(ロマ)音楽のルーツを持つ5つのバンドの北米ツアーに密着した音楽ドキュメンタリー。クストリッツァやガトリフの映画でのロマ音楽くらいしか分からないけれど、ステージやバス移動の映像の合間に挿入されるルーマニアのちいさな村やエスマの47人も…

『TOKYO!(TOKYO)』(ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノ/2008/フランス、日本、韓国)

ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノによる東京オムニバス・ムービー。ミシェル・ゴンドリーは日本人感覚寄りなのといつものゴンドリー調でかわいらしい。でもこの加瀬くんには萌えません。レオス・カラックスの作品にはドニ・ラヴァン…

『さよなら。いつかわかること(Grace is Gone)』(ジェームズ・C・ストラウス/2007/アメリカ)

イラク戦争に出征していた妻の突然の訃報。おかあさんなら泣けます。ただエンドロールで流れる歌が説明調というか(クリント・イーストウッド作らしい)なんかものすごく興ざめで残念。さよなら。いつかわかること [DVD]出版社/メーカー: メディアファクトリ…

水都大阪2009開幕

今日から中之島をメイン会場にした水都大阪2009(http://www.suito-osaka2009.jp/)が開幕。ちょっと前から知ってたわりにはなにをやってるのかいまいちよく分からなかったけど、行ったらすごくおもしろかった!まず家人が行こう行こうとノリノリだった大阪…