地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


ku:nel ( クウネル ) 2010年 03月号 [雑誌]


ku:nel ( クウネル ) 2010年 03月号 [雑誌]

ku:nel ( クウネル ) 2010年 03月号 [雑誌]


「○○(私の名前)はほんとにku:nel長持ちするな!」と家人に感心されるくらいのんびりすみずみku:nelを読みます。家人みたく、とりあえずぱらぱらめくって全体をつかんでから読む読み方はほとんどしなくて、私は最初のページからのんびり読むスタイル。活字を読むのが早い人は家人みたいな読み方をするのかな。


最新号はゆず酢を使った五目ちらし寿司「かきまぜ」が登場。以前延々と庄野潤三を読んでた時期があったせいで「かきまぜ」と聞くと自然に庄野潤三を思い出します。庄野潤三を読んだことがある人なら誰でも分かる徳島にゆかりのある庄野家に伝わるちらし寿司で、読むたびに食べてみたいなーと思うのでした。なんかその実際のかきまぜをこうして写真で見るとなんとも言えない気持ちになります。そしてますます食べてみたい。


ところで庄野さんが昨年9月に逝去されていたことをいま知りました。とても素敵な穏やかな文章を書く方でした、残念です。


庭のつるばら (新潮文庫)

庭のつるばら (新潮文庫)