地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


ku:nel (クウネル) 2010年11月号


ku:nel (クウネル) 2010年 11月号 [雑誌]

ku:nel (クウネル) 2010年 11月号 [雑誌]


ずいぶん前に届いてたのにようやく読めました。「母から娘へ。糸と布が伝えるもの。」という沖潤子さんのお話がおもしろかった。絵を見てるようなフリーステッチの細かすぎる刺繍。完全に自分にはできない作品をほれぼれと見るのは楽しい気持ちになります。山形のこんにゃくの話もクウネルらしくて好き。あと、「大切な本はありますか?」のコーナーで大久秀憲さんが紹介していた島尾敏雄の東欧旅行記『夢のかげを求めて』、紹介文も上手でおもしろそうだと思いました。絶版のようなので本に詳しい家人に聞いてみよう。



島尾敏雄のことを少し調べてたら庄野潤三三島由紀夫と親交があったようでなんだかいろいろ想像すると楽しいな。