地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


摩擦のない完璧な氷の上はつるつるで足が滑って歩けない。

ザラザラの地面に散らばった物や言葉は汚れて形も定かでないが、それがあるべき姿だった。

中之島の graf media gm に『ウィスット・ポンニミット個展「Melo」』を見に行く。入る前に graf のAさんに会って、自宅のベランダの植木の下に敷く廃材(といってもすごくきれい)をお願いしていただく。そのうえタムくんのライブの予約までお手伝いしていただく。ありがとうございます。なんていいひと・・・。いつかAさんのライブも見に行かせていただきます。ちなみに8月5日にあるMelo展関連ライブ「SOI graf in summer 2005」は予約で即ソールドアウトらしく、その人気にびっくり。私が予約したのは8月28日のワンマンライブ。個展のほうは、タムくんらしくぐっときた。迷路みたいな暗闇を懐中電灯を持って次々扉を開けて絵を見ていく。出口は何個があって、それぞれ違うストーリー。何度も何度も入ってみた。入ってる途中ふと『キル・ビル vol.2』のユマ・サーマンを思い出す。棺桶ごと生き埋めのやつ。画像はタムくん得意の女の子と犬のハンコ。私のためのお土産。

映画『ミスティック・リバー(Mystic River)』(クリント・イーストウッド/2003/アメリカ)。キャッチコピーはもうひとつの「スタンド・バイ・ミー」。評価が高い映画だったので見てみる。ショーン・ペンティム・ロビンスケビン・ベーコンという豪華キャスト。人生は一度きりというサスペンス映画。なかなか面白かった。