地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


ひりひりするような甘い煙が空中に広がる

再び graf の『8月のタイ』展へ。Wisut Ponnimit (ウィスット・ポンニミット)くんの作品をもう一度よく見たいなあと思って。日本語版のマンガがもう一冊出てるようなことをどこかで見たような気がするけれどなかった。残念。

Nさん(新婚)とSさん(もうすぐ結婚)の会話。「桜橋のダイコク(大阪のドラッグストア)、今ボールド(洗剤)208円らしいで」「そら安いなー買いに行かな」という会話を隣で聞いていてぼんやり思い出していたのは何かの雑誌でモデルで主婦の日登美のインタヴュー。「夫婦ふたりでドリス・ヴァン・ノッテンが好きなんで休日はよく見に出かけますね。子供にはコム・デ・ギャルソンを着せることが多いです」もちろん作為的にそういう話をしてるんだろうけどそういう主婦生活いいなー。ボールドも大事だけど。

映画『H.G.ウェルズのSF月世界探検(First Men in the moon)』(ネイザン・ジュラン/1964/アメリカ)。せっかくのハリーハウゼンなのに開始1時間以上はアニメーションなし、さらに特撮資金がなかったのか大部分がハリーハウゼンがデザインした(と思われる)着ぐるみ昆虫なのが惜しい。