地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


NHKドキュメント72時間 油壺エデンの園「海が見える老人ホーム」

ときどきの更新がドキュメント72時間になるのは、テレビの内容を反芻するからやなー


すこし前に「海が見える老人ホーム」という特集があって、(名前自体は番組では紹介されてないけど)全国から入居希望者が絶えない、神奈川県にある「油壺エデンの園」という巨大な介護付有料老人ホーム。平均年齢84歳、450人を超える入居者。オーシャンビューで余生を静かに暮らすひとたち。人生100年、幸せって何ですか?という内容。


www.nhk.or.jp



中身はホテルのような仕様。自立型ホームなのでマンションスタイルの各部屋があり、医療設備も整っています。自分の老後、自分の始末について、これはありやと思いました。でも入居にかなり高額な費用がかかるっていくらかかるんやろと思って公式HPを拝見。


・1人で入居 2,540万円~8,010万円
・2人で入居 4,080万円~9,550万円
※油壺エデンの園の場合


ここに毎月管理費やサービス利用料が発生することを考えるとたしかに高額。その高額なお金を支払って得られるものは心身ともに大きいんやろなと推測。宝くじがあたったら高級老人ホームの資金にしよう。

夏休みいろいろ

小学生ふたりの夏休みはフォローがいっぱい。お盆休みは帰省して、成長した甥や姪に会ったり、川で遊んだり、歴史探訪したりしてました。


武田信玄の軍師・山本勘助の墓。風林火山



今川義元の墓。ひっそりすぎて誰もいません。




京都、一条戻橋(いちじょうもどりばし)。にわか安倍晴明ファンの長女。




若かりし家人と来た以来の晴明神社。観光客がいっぱいすぎて驚き。




大阪城の内壕を約20分間で巡る観光船、大阪城御座船なるものに乗船。石垣が目の前です。期間限定。


NHKドキュメント72時間<再放送>『なぜか大宮 喫茶店は待っている』

都会のような地方のような埼玉・大宮駅近くにある24時間営業の喫茶店「伯爵邸」。骨董がならび、300のメニューはすべてデカ盛り。セレクトされた再放送なだけあって、この回は泣ける。


ある人は人生の困難に立ち向かっている最中、ある人はひとつ乗り越えたところ、休職中、アルバイト、独身、介護、こんなにも限定された空間で、訪れる人の数だけある人生。


スタッフを連れて「伯爵邸」にやってきた、ニューハーフクラブを経営する元キャバ嬢。気のよさそうなスタッフに囲まれて、自身の体験から「お金はありすぎるよりも、なさすぎるよりも、ほどほどが幸せ」と笑う彼女は27歳。生き急いでるとしても、27歳にしてそこにたどり着けた悟り。リアルな人生。

山岸凉子『日出処の天子』をはじめて読みました



山岸凉子日出処の天子』をはじめて読みました。家人所有のマンガでずっと家にあったんだけど、いま(この歳にして)ようやく手を付けました。聖徳太子の話だということだけ知ってて、まさかのBL、まさかのラストに衝撃を受けました……。


厩戸王子が、教科書に出てくるような十七条の憲法や冠位十二階なんかを制定する前の、聡明な少年時代から摂政になるまでの話。超能力のような力を持つ魅惑の美少年。蘇我毛人(蘇我蝦夷)を意識する厩戸王子。うじうじうじうじする厩戸王子と毛人。歴史的に割と忠実で、古代日本史ブームとしては鼻息が荒くなります。用明天皇(橘豊日天皇)と穴穂部間人皇女の皇子でどのような繋がりで蘇我系だったとか、泊瀬部皇子が崇峻天皇であるとか、するするーっと入ってくるので学生時代に読むとなお勉強になり、かつ萌えると思われます。厩戸王子が妻とした毛人の妹・刀自古の産んだのが山背大兄王。毛人と布都姫の間に産まれた入鹿が、その後山背大兄王を殺してしまうんだなーとか完全に山岸凉子の絵で想像できます。


用明天皇崇峻天皇推古天皇舒明天皇皇極天皇まで来たら、天智天皇天武天皇持統天皇文武天皇、と繋がっていくわけで、里中満智子『天上の虹』やん、と盛り上がります(ひとりで)。衝撃度としては抜群のマンガです。

小学4年生と小学1年生:ミニチム(長女)とハムコ(次女)現在の読書事情

ミニチムあらため長女。ハムコあたらめ次女。読んでるの(歴史や伝記だったとしても)マンガばっかやん、という状況から自然に脱却。歴史マンガも伝記マンガも読みすぎておなかいっぱい状態。


長女はわりと本を読むほうかなーと思ってたけど、国語の読解とか、たいへんよくできます、て感じではないので、読書量としてはおそらく平凡。ファンタジー系のナルニア国やハリポタは1巻読んで以降続きはいいやということで読んでないのであんまり興味がわかなかったもよう。星新一もコロボックルも反応うすし。とはいえ本は自分の好きな本を読めばいいと思います。


いま読んでるのは青い鳥文庫宮部みゆきかまいたち』。画像はいまの装丁。青い鳥文庫から現在は児童書扱いではなくこの形で出版されてるみたい。


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以下最近読んで長女が気に入ってた本。気に入ると寝起き3秒後から続きを読んだりしていて、さすが子ども。


久米絵美里『言葉屋』。3巻まで読んでかなりおもろかったんだって。


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廣嶋玲子『はんぴらり!』全7巻。


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廣嶋玲子『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』7巻まで。これを読んでた頃、他の廣嶋玲子の本もやたらと読んでました。面白いと思った作家で攻めてゆくのは楽しいよね。


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小1次女。まじょねこピピシリーズやどうわがいっぱいシリーズやいろいろ低学年向けの読みやすい本いろいろ。ピピから中島和子を攻めたり。



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ふたりはともだち、とか親がすすめる本系にはあまりいきません。ぽやんとふわふわしてる次女なれど、意外に読むのが早い。長女のことが好きで好きで、長女が読んでた青い鳥文庫清少納言は名探偵!!』とかこっそり読んで読み切ってました。ふりがなふってあるとはいえやるな。でも長女が読んでる本がすべて読めるというわけでもない、そこは1年生。


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小学4年生ミニチム:足のサイズは24.5



小4ミニチム、ついにスニーカーのサイズが24.5cm。私をはるかに超えて(身長はかろうじて抜かれていない)、靴を買う私が未知の領域に入ってまいりました。24.5で終わりじゃないとすると、どこまで足がデカくなるのか戦々恐々。女子なのに……

『セトウツミ』(大森立嗣/2016)

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池松壮亮菅田将暉主演。NHK菅田将暉のすべて」みたいな番組で撮影の一部を見て、見たいなーと思ってた映画。堺で撮影されたらしい、関西の高校生がぐだぐだしゃべってるだけのコント的な話。同じく菅田将暉主演『男子高校生の日常』(2013)も日常のぐだぐだ感がおもしろかったし、映画としてどうのこうのという枠を越えて気楽な映画はいいなー

池田理代子『女帝エカテリーナ』と横山光輝『平家語物』

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池田理代子女帝エカテリーナ』文庫版全3巻。帝政ロシアロマノフ王朝女帝エカテリーナ2世。ドイツの田舎貴族ながら意識の高いゾフィーが、ロシアの女帝になっていく歴史マンガ。幼い頃から胸に抱く野心とそれに見合う知性を身に着ける努力と勤勉、ロシアの血を一滴も持たない彼女がロシア皇帝の妃になり、ロシアの女帝になり、その政治手腕により領土拡大を進め、ロシアの教育システムを確立し、絵画や宝飾品を集めエミルタージュ美術館を創設するという、ロシア人よりロシア化しロシアに尽くしたパワー溢れる女性。そのうえ晩年までに途絶えることなく公認の愛人が10人も20人いたというその豪傑っぷり。


どんどん強くなってどんどん美しくなっていく様がなかなか愉快。


文庫版3巻程度ではぜんぜんおさまりきらないエカテリーナ2世の生涯。もうちょっと長さがあるともっと入り込めた気がする。『女王エリザベス』も同じく、もっと長くてどろどろしてたらきっとおもしかったのになー。


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横山光輝『平家語物』文庫版上中下の全3巻。これを読む前に横山光輝とは別の平家物語や清盛や義経の本を読んでいたりテレビを見たりしてたので、全3巻の印象は、敦盛最期のぐっとくるエピソードをあっさり1ページで終了したり、あわただしく進んでいく感じ。平家一門の栄枯盛衰をつかむダイジェスト的なマンガ。むふう。




横山光輝のあとがき。この素直な感想。こういうが先生のすてきなとこやなーと思いました。

一番苦労したのは名前である。みんな一字もらって名をつけているため似たような名前で、常に出てくる人物ならば覚えやすいのだが、たまに出てくると混乱する。清盛の兄弟は経盛、教盛、頼盛などがあり、子供に重盛、基盛、宗盛、知盛など、さらに孫には維盛、資盛と出てきては、途中でこれは弟か、子か、孫か、誰の子かと戸惑い、系図に目を通して確認しながら絵にしなければならなかった。

おしゃれ文化系フレンチトースト

おしゃれ文化に触れてない昨今、思い立っておしゃれ文化系フレンチトーストを食べに行きました。店頭予約受付時間に受付をして、そこからいったん家に戻ったものの、お店で小一時間待ち、さらに「フレンチトーストの焼き上がりに15分ほどいただきます~」というなかなかの苦行。おしゃれは時間がかかるのぅ。


(聞こえてくる話から)専門学生らしき女の子3人の「めっちゃおいしーー」「やばーい」という会話がまぶしい。


NHKドキュメント72時間<再放送>『青春の鴨川デルタ』

再放送してたドキュメント72時間「青春の鴨川デルタ」の回。「友達いないし」「バイトもしてないし」「京都の大学生らしいことってなんだろう」と鴨川デルタにただいるだけの時間を計測している同志社の大学生の男の子。彼のそういう感覚に懐かしさを感じつつひっぱられて、見終わってもわりと引きずってます。立ち止まる自由。

卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ) | 立教新座中学校・高等学校