地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と10歳と7歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


小学4年生:国語辞典

保育園卒園時に保育園からいただいた小学生国語辞典があって、長女はそれを3年生まで使ってたんだけど(次女ももらったけど1年生はまだ使わないみたい)、4年生になってから言葉の意味を調べるという学校の宿題で、載ってない言葉がある、と何度か聞いたので普通の新明解国語辞典を買っていまはそれを使っています。


小学生国語辞典て思うより使う期間が短いのかな。


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きっかけをつかむと投入したくなる母としては「漢検の勉強するときはコレが役にたっておもしろくてさ~」と新明解の横に新字源を置いてみたりしたけど、まだ自主的に開かれる様子はありません。まだ早いか?


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『聖の青春』(森義隆/2016)

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29歳の若さで亡くなった天才棋士村山聖の生涯。松ケンのなりきり村山聖東出昌大のなりきり羽生善治に注目。WOWOWのW座で見たんだけど、イラストレーターの信濃八太郎のコメントがとても素直でよかった。幼い頃から病院食ばかりだった村山聖が、大阪に出てきて関西将棋会館の近くの定食屋で食べたふつうの焼き魚定食がものすごくおしいくて、吉野家の牛丼にたどり着いたくだりで原作まで読みたくなった。さすが広告関係。


将棋雑誌編集長・橋口陽二を演じてる人が好みだわーと思ってたら筒井道隆でした。わからなかったー。つくづくああいう小山薫堂的外見が好きなんやな……。



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NHKドキュメント72時間「京都 静かすぎる図書館」

www.nhk.or.jp


京都・左京区、私語厳禁の図書館「私設図書館」が舞台。


少し前に東京にある私語厳禁なカフェが話題になったときあんまりピンとこなかったんだけど、この「私設図書館」を見てたらもーぜんぜん意識かわりました。オシャレとかではないリアルな感じがまたいい。いい大人も学生さんもこんな場所で勉強とかうらやましい。この場所を必要とする人々がたくさんいるのはよくわかる。

壺井栄『二十四の瞳』を読んで泣く

木下恵介の映画『二十四の瞳』(1954/松竹大船)が好きで好きで、でも実は壺井栄の原作を読んだことがありませんでした。4年生長女の青い鳥文庫二十四の瞳』を読んだら、脳内映画再生されて泣けて泣けて歳をとって涙もろさに拍車がかかっている模様。


長女はまだ半分くらい読んだところでおなご先生の楽しいところ。後半は戦争色が強くなります。「待ち受けているものが戦争でしかないとすれば、人は何のために子を産み、愛し、育てるのだろう」という大石先生のつぶやきが、いまはわからなくても成長して考えられるようになるといいなー


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大石先生は高峰秀子でしか思い描けず、親に内緒で先生の家がある一本松まで行った子供たちが先生といっしょに記念に撮った写真のシーンで、ラストと結びついてすでに泣けるという涙もろさ。


時代が違うとはいえ、戦争で生活が窮迫して苦労を重ねていたとしても、ふたたび教職に戻ろうとする大石先生が40歳で、「四十じゃあね。現職にいても老朽でやめてもらうところじゃないか。」の言葉はなかなか身につまされます…… しかし本を読んで、成長した子どもたちに囲まれ涙を流す大石先生が40代だったことに驚き。そういえば大石先生の子どもはまだそんなに大きくなかったかなあ。


chim.hatenablog.com

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シトロエンのガソリンミュージックと「お腹にいたときの音」と『SONGS』の小沢健二

仕事が忙しいと、帰り道に聞く音楽はとても歌モノを聞く気持ちになれなくて、ログズギャラリーのガソリンミュージックをエンドレス再生して聞いたりしています(国立国際美術館でのログズギャラリーの夜は予想を超えて私の中に浸透)。


先日、ドキュメント72時間『それでもバイクで走る理由』を見ていたら、お父さんのバイクに乗ると眠たくなる8歳の女の子が登場して、眠たくなる理由を「お母さんのお腹にいたときの音がするから」と言っていました。あーそれはそうかも、私の感覚に近いかも、とひそかに感動。妊娠中に胎児の様子をチェックするNSTの機械音を思い出したり、単なるエンジン音でなくて、心地よさを感じるガソリンミュージックに思いをはせたりしてひとり盛り上がり。


『SONGS』の小沢健二も予想を超えてよかった番組。思わず録画を二度見。小沢健二スペシャルステージという形で、歌と歌の間にはさまれる朗読もよかった。いいものを見るとニコニコしてきます。


www6.nhk.or.jp

江戸時代の食事くらいがよい

食べ物を扱う時代小説ばっかり読んでると、江戸時代の食事事情が垣間見られて楽しいです。


お江戸では朝に一日分のご飯を炊くけれど、大阪の商家ではお昼に一日分のご飯を炊き、野菜や魚を炊いたものと食べ、晩は茶漬けとお新香、翌朝は茶粥などでいただいたそうです。なんやかやと作りながら、家での食事ならそのくらいの食事でいいなあ、と本気で思います。

高田郁祭2:『銀二貫』『晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで』

高田郁祭開催中。『あきない世傳』の3巻4巻はまだです。


『銀二貫』1巻で完結する、大坂天満の寒天問屋を舞台にしたお話。天神橋、天満橋大阪天満宮、どこが舞台になってるか想像しながら読める大阪時代物は楽しいなー

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銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫) [ 高田郁 ]
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大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。


『晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで』はエッセイ集。『銀二貫』の和助と善次郎の名前の由来はそこなのね。エッセイを読んでるとやっぱりエッセイよりも物語が読みたくなります。


高田郁祭:『みをつくし料理帖』(全10巻)+『みをつくし献立帖』(1巻) 、『出世花』(全2巻)、『あきない世傳』(1-2巻)

高田郁をがんがん攻め中。読みやすい江戸モノ(あるいは大阪モノ)は楽しいなー。古地図付きにわくわくします。


みをつくし料理帖』は読む前にNHKドラマが終わったことを知り、キャストは誰だったんやろと調べてしまったので、脳内そのキャストで読んでしまいました。小野寺数馬が森山未來ていい…。結末がまだ見えず、小野寺数馬とやりとりのある5巻6巻目くらいがいちばん楽しかったです。微妙に具材は違えど、とろとろ茶碗蒸しとはてなの飯と忍び瓜を作ってみました(子どもに不人気/せっかくあがった母の料理モチベーション下がる)。


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八朔の雪 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫) [ 高田郁 ]
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神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!



『出世花』は泣けた。「父母に十二の恩あり、一に十月在胎(とつきたいざい)の恩あり」から始まる仏説孝子経の引用にまんまと泣きました。


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出世花 (ハルキ文庫) [ 高田郁 ]
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不義密通の大罪を犯し、男と出奔した妻を討つため、矢萩源九郎は幼いお艶を連れて旅に出た。六年後、飢え凌ぎに毒草を食べてしまい、江戸近郊の下落合の青泉寺で行き倒れたふたり。源九郎は落命するも、一命をとりとめたお艶は、青泉寺の住職から「縁」という名をもらい、新たな人生を歩むことに――。青泉寺は死者の弔いを専門にする「墓寺」であった。真摯に死者を弔う人びとの姿に心打たれたお縁は、自らも湯灌場を手伝うようになる。悲境な運命を背負いながらも、真っ直ぐに自らの道を進む「縁」の成長を描いた、著者渾身のデビュー作、新版にて刊行!!



『あきない世傳』はまだ途中だけど、舞台は大阪だし幸が小気味よいしこれがなかなかおもしろくて楽しい。 続きが楽しみだなー


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あきない世傳金と銀(源流篇) (ハルキ文庫) [ 高田郁 ]
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物がさっぱり売れない享保期に、摂津の津門村に学者の子として生を受けた幸。父から、「商は詐なり」と教えられて育ったはずが、享保の大飢饉や家族との別離を経て、齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることになる。慣れない商家で「一生、鍋の底を磨いて過ごす」女衆でありながら、番頭・治兵衛に才を認められ、徐々に商いに心を惹かれていく。果たして、商いは詐なのか。あるいは、ひとが生涯を賭けて歩むべき道か――大ベストセラー「みをつくし料理帖」の著者が贈る、商道を見据える新シリーズ、ついに開幕!

NHK Eテレ「テクネ 映像の教室」クリエイティブ・プロセス#3

「テクネ 映像の教室」クリエイティブ・プロセス#3。


"ストップモーションアニメ"枠で紹介されていた「John Lewis - The Bear & The Hare」が一見なにがストップモーションアニメなのかわからず、メイキング映像で動いてるアニメがくりぬいたアクリル板だと紹介されて、なかなか感動しました。すごい、そこ!そこがコマ撮り!


vimeo.com

John Lewis - The Bear & The Hare
Directed by Elliot Dear & Yves Geleyn



テクネ・トライ「ループ」(佐藤信介)。ひさしぶりに宮沢氷魚を見れました。


www.youtube.com

『POPEYE特別編集 本と映画のはなし。』 本も映画もなぜ定番はかわらない?

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POPEYE特別編集 本と映画のはなし。 [ マガジンハウス ]
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コンビニでふとPOPEYEの『本と映画のはなし。』特集を買ってみました。回答者がほとんど同年代なせいか、既視感のあるセレクトぞろいで、学生の時に熱心に読んだ雑誌とかわりばえせず目新しさがほとんどない…… ゴダールオリヴェイラソクーロフにカサヴェテス、20年も30年もこのあたりを浮遊してる感じがします。ここを押さえた上での先、というか、突き抜け感がないのはなぜかなー。本に関しても家人が「見たことある本ばっかだなー」て言うてました。読者層は常にハタチ前後を想定して、もはや私たちは読者層ではないということなんやろか。


先日のログズギャラリーに胸が熱くなって、YouTubeシトロエン関連の音が出てきたりするけど、いやいやぜんぜん。ログズギャラリーは破格にカッコいいなと再確認しました。