『女は女である(Une femme est une femme)』(ジャン=リュック・ゴダール/1961/フランス、イタリア)
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2003/11/27
- メディア: DVD
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たぶん軽く10年以上前の学生のときに観たっきり。10年以上ておそろしい……
ゴダールにアンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ベルモンド、ジャン=クロード・ブリアリというだけで勝ちも同然なんだけど、なんといってもこの頃のアンナ・カリーナの可愛さは永遠。「早くしてくれ、テレビで『勝手にしやがれ』が見たいんだ」というベルモンドのセリフ等々、細かく挟んでくるところや断続的な音、この歳になって観てると、あーわりといい加減!なんてところが分かってなんだかさらに好きになりました。こんなラブコメディおもしろしぎる。
アンナがラストにカメラに向かって言う「ただの女よ」という台詞もアンナ自身も可愛すぎる。映画内でアンナとブリアリが赤ワインを飲むのに小さめのデュラレックスを使っているのを見てマネしたくなるほど愉快なすてきな映画。