地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


スイートで、荒涼としていて、微笑があって、死がある。

Gさんの文系日記を読んで素直にあこがれたりするのは、やってることや(仕事ととか)友人関係がそれはもうレベルが違うからで、そこまで自分の身の回りと違うと素直に読めてわくわくする。Gさんの京都に関する記述が好き。横から見ないで正面から見せてくれるような文章。物知りでやわらかい文章。いろいろ理解できるようになりたい。観て聴いて読んで旅して食べていろいろ理解したい。

映画『バトル・ロワイヤルII【鎮魂歌レクイエム】』(深作欣ニ、深作健太/2003/東映)。こういう映画を見ると2003年作品をいまさら観ました、という感じ。Iのほうがずいぶん面白いのは生徒それぞれのキャラクターが際立っていたことと(本作品では名前が覚えられない)、その生徒それぞれのストーリーに緩急がありドラマチックだったから。父と息子の作品を較べるのもどうかと思うけれど(偉大なので)、前作の安藤政信や紫咲コウや栗山千秋クラスの主人公以外ぱっとした出演者も見当たらない。唐突な展開と無理やりな演出に冷めてくる。

映画『キル・ビルVol.1(Kill Bill:Vol.1)』(クエンティン・タランティーノ/2003/アメリカ)。マンガ。ユマ・サーマンよりルーシー・リューのほうが日本語セリフが上手。続きモノとは知らず(一話完結モノかと思ってた)。続きを見なくては。