『午後8時の訪問者(La fille inconnue)』(ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ/2016/ベルギー、フランス)
午後8時の訪問者 [ アデル・エネル ] |
BGMの排除、ラストの幕切れ等、ダルデンヌ兄弟らしい映画。診療時間外にやってきた女性。時間外ということでドアを開けず、女性は近くの現場で名前もわからず遺体として発見されます。主演の女医役アデル・エネルが寡黙にタフでよい。『息子のまなざし』『ある子供』『イゴールの約束』なんかに比べると若干まるい感じのする見やすい映画。