地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『五月のミル(Milou en Mai)』(ルイ・マル/1989/フランス)

母の葬儀で集まったブルジョワ一家の人々の数日間。意見の一致しない自分本位の人々の様子が楽しい群像劇。ミシェル・ピッコリがとてもいいです。美しいラストでうっかり涙が出てしまいました。若い頃に較べて角が取れたルイ・マルの作品はシニカルでコミカルでフランス映画ぽい、すてきな作品だと思います。

ルイ・マル DVD-BOX I

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