『五月のミル(Milou en Mai)』(ルイ・マル/1989/フランス)
母の葬儀で集まったブルジョワ一家の人々の数日間。意見の一致しない自分本位の人々の様子が楽しい群像劇。ミシェル・ピッコリがとてもいいです。美しいラストでうっかり涙が出てしまいました。若い頃に較べて角が取れたルイ・マルの作品はシニカルでコミカルでフランス映画ぽい、すてきな作品だと思います。
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