地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2009-03-28から1日間の記事一覧

『五月のミル(Milou en Mai)』(ルイ・マル/1989/フランス)

母の葬儀で集まったブルジョワ一家の人々の数日間。意見の一致しない自分本位の人々の様子が楽しい群像劇。ミシェル・ピッコリがとてもいいです。美しいラストでうっかり涙が出てしまいました。若い頃に較べて角が取れたルイ・マルの作品はシニカルでコミカ…

『恋人たち(Les Amants)』(ルイ・マル/1958/フランス)

ルイ・マルの当時の恋人ジャンヌ・モロー主演の不倫し放題物語。当時のブルジョア階級の女性が自分の子供にどういう接しかたをしてるのか分からないけど、ルイ・マル26歳という若さのせいか母とまだ幼い娘の関係の描き方が非常に薄っぺらくてその時点でちょ…

『さよなら子供たち(Au revoir, les enfants)』(ルイ・マル/1987/フランス)

ルイ・マルで好きな映画を忘れてました。『さよなら子供たち』が好きなのでした。たぶん3回目。何回見ても胸に響く質感のいい映画。1944年フランス、カトリック寄宿学校に疎開している少年たちの生活。少年たちの視線で見た戦争やナチ、ユダヤ人の友達。「Au…

『鬼火(Le Feu Follet)』(ルイ・マル/1963/フランス)

生きることは屈辱であると30歳にしてこの悟り具合は早いような気もするけど時代でしょうか。ラストはかっこいいもののあまりに文学的かつ哲学的で少し私のピントとはずれてました。鬼火 [DVD]出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2006/07/29メディア: DVD …

とんぼりリバークルーズ

道頓堀のドン・キホーテ前から出発して、道頓堀川に架かる「日本橋」から西へ「相合橋」「太左衛門橋」「戎橋」「道頓堀橋」「新戎橋」「大黒橋」「深里橋」めぐる20分のミニクルーズ。「えーそこアメ村?行ってみたーい!」と言ってる観光客の女の子たちに…

大阪 新町『Poussin(プーサン)』のプリン

本日日常の買い物の寄り道で新町にあるプリン専門店『Poussin(プーサン)』へ。素材にこだわったプリンでMeets Regional別冊『手みやげを買いに 関西篇』にも紹介されています。ちいさなお店だけどちょっと雰囲気のあるすてきなお店。手みやげを買いに 関西…

大大阪のコンフィチュール

ダイビルがなくなってしまう前にもう一度食べておきたいと思っていた、トーストの上になかたに亭のチョコとフランボワーズのジャムをのせた"コンフィチュール"。今週私の晩ごはんの一日は大大阪珈琲とコンフィチュールという欲望のおもむくまま晩ごはんでし…