地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


北堀江・貸本喫茶ちょうちょぼっこの古本市「にのにのいちのに」

7組の出展者が200冊ずつ本を持ち寄って計1400冊の200円本を販売するというイベントへミニチムとふたりで行く。ちょうちょぼっこはビルの4階にあって階段がハードコア。しかし細い階段でミニチムしょってたたんだベビーカーを担いで、というのはわりと日常的なのでクリア。久しぶりにたどり着いたちょうちょぼっこの棚はやっぱりなんだか懐かしくて安心する本棚で手にとって読みたくなる本が多い。

しかし。ミニチムが産まれてからはじめて行ったのだけど男性女性とも圧倒的に20代30代文系独身一人暮らしと思われる人々が多く、(きっと生活圏のなかに赤ちゃんがほぼいないのではないかと推測する)赤ちゃん&子ども慣れしていない雰囲気をかつてないほどひしひしと感じて、ミニチムが声を出したりするたび居たたまれなかった。赤ちゃんいてもたいていの場所は行けるかなーと思っていたけどこういう場所は本格的にダメだと思った(行くなら人のいないとき)。みんながきっとあまりいい思いをしない。そもそも行った私が悪いとちょっと反省。

ひととおりざーっと見て200円本は買わず『CINEMA APIED(シネマアピエ)』という映画に関するエッセイが書かれたミニコミ誌のvol.1を買う。執筆人は山崎まどかさんなど多数。帰り道、ヴェローチェでぱらぱら途中まで読んでみたけど女性執筆人の文章がおもしろい。現在vol.3まで出ているみたい。知らなかったな。

CINEMA APIED vol.1

CINEMA APIED vol.1


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『にのにのいちのに』
2008年2月2日(土)、3日(日)、8日(金)、9日(土)
10日(日)、15日(金)、16日(土)、17日(日)
会場:貸本喫茶ちょうちょぼっこ(大阪・北堀江)
出展者:善行堂、モズブックス、エエジャナイカ、古本トラベルミン、ブックスリパブリック、古書くらしか、貸本喫茶ちょうちょぼっこ
主催:古書くらしか、貸本喫茶ちょうちょぼっこ