地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『天国の口、終わりの楽園。(Y Tu Mama Tambien)』(アルフォンソ・キュアロン/2001/メキシコ)

ガエル・ガルシア・ベルナルを堪能したくて見はじめた映画。単なるイケメン俳優にとどまらない体当たり演技に加え自然体の演技に感動。『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』(2004)より相当好き。セックスのことしか頭にない少年2人と人妻。セックスした人数を聞きあうとか車の中の下ネタトーク、そういうセックスに関する世界が少年2人のすべての世界で、でもリアルな若者像なような気がする。若さと情熱に身をまかせた奔放さの青春の終わりと人生の終わりの交差。メキシコ的空気だけを見ても楽しい。

天国の口、終りの楽園。 [DVD]

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あーやっぱりガエル・ガルシア・ベルナルがいい。好き(画像の一番左)。と言っていたら家人に「chim(仮名)が好きそう」と言われた。なんで私の好み知ってるの?!