地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


動く格子のなかから ぼくはどうしても逃れることができない。

フリーペーパーを置かせてもらった soup という雑貨屋さんで Steiff(シュタイフ)やShuco(シュコ)の話をして帰る。人と話すと欲しくなってくる。でも高い。

家人が帰ってこないうちにいろいろやろうとするのがいけない。帰ってきてからダッシュで掃除洗濯お料理アイロン。ずっと目が痛かったせいか今日はいつもよりちょっと疲れる。明日こちらへやってくる母と電話で話していて、ゴハンどうしようか、フランス料理でも食べようか、と言われてちょっと泣けた。毎日毎日の家事には何の代価もないけれど、ほんの少し日常から離れるようなささいなことで救われる。