地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『美しき結婚(Comédies et proverbs :Le Beau mariage)』(エリック・ロメール/1981/フランス)

エリック・ロメール‘喜劇と格言劇’シリーズ第2弾。アンティークショップで働くサビーヌは不倫に嫌気がさしふと結婚しようと心に決める。恋愛妄想を爆走させる強引な女の子のコミカルな作品。専業主婦への憧れや男が外で働き女が家を守るという役割分担の憧れだとか結婚観が日本と似ているため妙に親近感がわく(実際フランスと日本の結婚観が近いのか分からないけど)。パーティでかかる音楽のピコピコ電子音楽が猛烈に時代を感じさせて面白かった。