地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『パパにさよならできるまで(Hard Goodbyes: My Father)』(ペニー・パナヨトプル/2002/ギリシア、ドイツ)

子どもが大好きな父親の死を受け入れるまでの心の葛藤、映像から感じるギリシャという国の質感、これだけで十分ずるい映画。でも正直演出しすぎしゃべりすぎで途中から冷め冷め。大人が思う理想の子ども像を見ているようで少し痛々しい。『ポネット』もそんな感じだったよなーと思い出した。

パパにさよならできるまで

パパにさよならできるまで