地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


みえない未来の記憶の 血の花火の

新幹線にひょいと乗って生まれたての姪と甥に会いに行った。ついでに静岡県の島田市にも足を伸ばして、ランチで懐石とか食べてみたりして。

SPUR 5月号の小特集"ナイスな水着でキャッチ・ザ・ウェイブ!"に反応。かわいい水着も欲しいけど、キャッチ・ザ・ウェイブ!て小杉武久"キャッチ・ウェイブ"をもじった文章と似たような使われ方をしていたので。SPUR といえば金谷ホテルベーカリーの話がちらと載っていたけれど、すばらしい、SPUR(あんまり読んでないけど)。金谷ホテルベーカリーの食パンは日本一美味しいとずっと思っている。

映画『シッピング・ニュース(The Shipping News)』(ラッセ・ハルストレム/2001/アメリカ)。いままで見たラッセ・ハルストレムの作品でいちばんピンとこなかった作品。つまらない男のひょんなことからはじまった劇的な人生に、ニューファンドランド島での物語が結びつかず、バラバラな印象。景色の映し方もいまいち。

文庫『長い長いお医者さんの話』(カレル・チャペック作/中野好夫訳)。なんてかわいらしい童話集。兄ヨセフの挿絵もかわいらしい。チェコの子供は小学校でカレル・チャペックを読むのだそうで、それはすごくステキだと思う。ユーモアという言葉はこういう物語のためにあってほしい。いつか子供ができるなら、その子供にも読んでみてほしいと思った。