地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


愛せられるというのは、嫌厭の念と入りまじった、虚栄心の満足

「Bien sur.」は「もちろん」。「A bientot.」は「また近いうちに」。パン屋の名前でフランス語を知る。

映画『タンゴ(Tango)』(カルロス・サウラ/1998/スペイン、アルゼンチン)。タンゴシーンがステキな映画。バレエやダンスやミュージカル、そういった作品の魅力は踊りを見ていて楽しくて身体の動き・躍動に感動する事。タンゴ以外の部分はどうでもよかったけれど、観た後タンゴを踊りたくなった。タンゴの魅力は年をとって成熟した女性が、より女として表現できること、同じ振り付けでも年とともに表現の仕方が変わっていくこと、だそう。確かに若い女性のタンゴシーンより熟女のタンゴシーンのが俄然セクシュアルな迫力がある。

ネタがないのか皇室特集のテレビをちらとよく見る。聞いた(見ていた)当時は思わなかったけれど、皇太子さまが雅子さまにプロポーズした「僕が一生、全力でお守りしますから」という言葉、かなりうれしいよなーと今思う。一生に一度言われるか言われないか。男女は対等だとか分担とかそういう話よりも、こういう発言がいいな。