関西弁に感じるそつのなさ「そうですかー」
同い年くらいで、学生時代は神戸の女子大に通っていた関西の女性(神戸出身ではない)と知り合う機会があって、なんというか関西弁のそつのなさというか、たいへん上品におっとりと、しかし話の切れ目なく合いの手を入れるという会話術を目の当たりにして、感心しています。その代表格合いの手は「そうですかー」。標準語調ではなく、ドレミで言うと、ソーソソソー、の音階で発音します。神戸や京都、大阪だったら船場ことばあたりの雰囲気の関西弁の合いの手は上級者すぎて奥深くてこれはなかなか大人になってから関西にいる私には身につきません。本物感。
上級関西弁になると腹のなかではなに考えてるのかわからない雰囲気をまとってくるのもおもしろいです。