地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


子どもを産んで働くことについて


文化系トークラジオ(http://www.tbsradio.jp/life/index.html)の「理想の職場」のpodcastをここ最近ずーーっと聞いていて、短い通勤時間とごはんを作る時間のながら聞きでようやく半分くらいは聞くことができました。男性のみの座談会より女性(大串尚代さん、西森路代さん、水無田気流さん、川原和子さん)が入った座談会のほうが圧倒的におもしろくて、共感する部分は多かったです。


女性は出産によって、仕事を取っても仕事も育児も中途半端な思いをして、育児をとっても仕事をしてないことで引け目を感じたり、「今の世の中、女性はずっと人生で勝てないようにできている」というコメントに、通勤中ひそかにぐっさり胸につきささってました。何かを取れば何かが欠ける、時短した時間の仕事を誰かに肩代わりしてもらってるという後ろめたさ=格下感覚・疎外感をずっと感じていることがしんどいわけで、だからといって時短をやめると自動的に子どもにも私にも負担がかかってしまい、なんという四面楚歌!(辞めることが視野に入ってなくてすいません)


座談会でも「次はあなたがフォローしてもらえばいいんだから」と上司に子持ちのフォローを頼まれていままで我慢してたものがプチンと切れた、という話があって、たしかにそんなこと他人に言われたくないしそんな一方的な人生観押し付けられたくない気持ちも分からなくもないです。いままで言ったかどうか記憶にないけど、他人にこういうこと思うのは注意しようと思った次第。


発言小町見るとなんかもう何が正論なのかわからなくて申し訳ない気分になります。乳幼児持ち時短勤務ママはとにかく悪。息をひそめて目立たないように目立たないように仕事するのが最善という結論に達しました。



発言小町トピ:出産育児は皆で応援というけれど
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0509/313814.htm?o=0&p=0