地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生(Annie Leibovitz: Life Through a Lens)』(バーバラ・リーボヴィッツ/2007/アメリカ)

数多くのインタヴューでみんながしゃべくりまくって人物像を照らし出すありがちなドキュメンタリー映画で、こういう映画なんか前にも見たなーみたいなデジャヴすら感じます。内容が散漫としててもったいない。

アニー・リーボヴィッツ体外受精をしてなんと52歳で長女を出産。その赤ちゃんをなんともいえない表情で見つめるパートナーだったスーザン・ソンタグ。この写真すごくいいです。

ミック・ジャガーよりオノ・ヨーコよりデミ・ムーアより、スーザン・ソンタグとの関係や長女のこと、双子の赤ちゃん(代理母による出産)のことを掘り下げてほしかったです。