地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


ランディ・パウシュ「最後の授業」を見ました

3Dアニメーション作成システム「Alice」を開発した米国カーネギー・メロン大学ランディ・パウシュ教授(コンピューター・サイエンス、46歳)が、2007年9月18日に同大学で400人の学生らを前に最後の講義を行った。この講義は各大学で最近よく行われる「ラスト・レクチャー・シリーズ」と呼ばれるもので、人生で最後の講義だと仮定して人気教授らが心から伝えたい内容を話すというもの。パウシュ教授の場合は、末期の膵臓ガンで、余命は1ヶ月から数ヶ月と宣告されており、文字通り最後の講義だった。しかし末期ガンを患っているとは想像もできないエネルギッシュかつユーモラスな語り口で、子供時代の夢と自らの人生を振り返りながら、学生達に人生の教訓を伝えた。講義はウォール・ストリート・ジャーナルやABC放送のグッド・モーニング・アメリカなど多数のメディアで取り上げられるとともに、講義ビデオがインターネットで広がり、国内外から大きな反響が沸き起こった。

最近有名だと知った"ランディ・パウシュ「最後の授業」"をYouTubeの10分の細切れ映像で全部見ました。講義は1時間半なのだけど見る価値ありです。最初は面白いけどふうんという感じですが、これが聞いて(見て)いくうちにどんどんおもしろくなっていきます。この話を聞いて人生の各所で立ちはだかるレンガの壁に挑戦しようと思う人が多くいることでしょう。「最後の授業」は彼の専門分野の話ではなく「夢を実現させるためにどのように生きるか、残される3人の自分の子ども達へ向けたメッセージ」でした。鳴りやまない拍手のスタンディングオベーションの講義なんてはじめて見ました。

ものすごいプレゼンが上手です。そして感動します。プレゼンの神様みたいです。小さな子どものいるお父さん達が、子どもに見せるために今後YouTubeの映像がなくなってしまっても大丈夫なように保存してあるという話を聞いてそれはそれでいい話だなーと思いました。