地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『海辺のポーリーヌ(Comedies et proverbs :Pauline a La Plage)』(エリック・ロメール/1983/フランス)

エリック・ロメール‘喜劇と格言劇’シリーズ第3弾。15歳のポーリーヌは年上の従姉とノルマンディの夏を過ごす。大人の恋愛談義にまじったり海辺で知り合った男の子と初体験をしたり、という話なのに決して陳腐にならずフランス的で哲学の香漂うロメールのセンス。きれいで美しい時間の流れ方。