地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『夏の夜は三たび微笑む(Sommarnattens leende)』(イングマール・ベルイマン/1955/スウェーデン)

ベルイマン脚本の北欧的なのどかさ漂う恋愛コメディ。ベルイマンはハードでパンチのきいた重い作品の方が断然好きなのだけど、ルノワール『ゲームの規則』に近いと言われるとそんな気もするこの作品はこのジャンル内ではかなり上位。メイド役のハリエット・アンデルセンは『不良少女モニカ』『叫びとささやき』のイメージが先行しててこの軽いノリのエッチなメイド、という役柄が個人的にとてもおもしろかった。デジレーがギターを弾きながら歌うシーンがいいなあ。


夏の夜は三たび微笑む [DVD]

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