地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『クレールの刺繍(Brodeuses)』(エレオノール・フォーシェ/2004/フランス)

フランスには『匿名出産』という制度があることを知る。出産費用無料で親権を放棄する合法出産制度。主人公が前向きに子どもを育てると決心する心の中の静かな過程。特別協賛しているせいで「クリスチャン・ラクロワの仕事も請け負っている」というなんだか妙にリアルなところが非常に微妙。映画のなかで明らかに「クリスチャン・ラクロワ」という名詞が浮いてる。

クレールの刺繍 [DVD]

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