『男と女(Un Homme et Une Femme)』(クロード・ルルーシュ/1966/フランス)
男と女の恋に落ちる過程。カラーやモノクロ、セピア色を効果的に取り入れた映像(経費節約のためだったと言われるけれど確信的に思える)。フランシス・レイの気の抜けるような音楽。ダバダバダ。アヌーク・エーメの亡き夫役ピエール・バルーが非常においしい役どころで出演。「ボサ・ノヴァ・サラヴァ」を陽気に歌うピエール・バルーを思い出すアヌーク・エーメの気持ちは分からなくもない。フランスの港町ドービル、木製の桟橋、赤いマスタング、冷たい空気や雨や風と対比する恋心、サン・ラザール駅。すべてがずるいほど雰囲気勝ち。
と、たまたま私は『男と女』を見ていたのでちょっとリンクしたような気分になってうれしかったりしたよ。<ニョッキ
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/02/03
- メディア: DVD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (14件) を見る