地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


厚かましさと図々しさと無自覚


岡山市デジタルミュージアムで2月18日(土) 13時30分-15時『イタリア発 クレイアニメの巨匠湯崎夫沙子氏 "クレイアニメの魅力とテクニック"』という講演会。17-18日両日で『湯崎夫沙子のねんどでおはなし』というイベントも。2月22日に中野サンプラザでも講演会があるみたい。いいなー、ナマでタルピー見れるのかな。

映画『青春残酷物語』(大島渚/1960)。当時28歳の大島渚の2作目。激動の1960年代、自分勝手に欲望のままに生きる若い男女たち。夜遊び、ケンカ、同棲、簡単なセックス、社会の壁、若さの特権、若さゆえの無知、様々な青春の軌跡。ハッピーなだけが青春ではない。歪んだ社会に歪みきれずに敗北する悲劇。アップのショット、りんごをかじる音、足音の誇張、距離感を生み客観性を増す。パワー溢れる1960年の作品。すごい。

青春残酷物語 [DVD]

青春残酷物語 [DVD]