地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


Un Chant d'amour


江戸堀にある『Calo Bookshop & Cafe / Calo Gallary』へ「三都建築散歩」写真展を見に行く。「三都建築散歩 大阪、京都、神戸ー旅をしたくなる建築」(著者:矢部智子、清水奈緒)に紹介されている建築は、ヨドコウ迎賓館や太陽の塔国立国会図書館関西館、関空など関西有名建築がほとんどなんだけど、きれいな写真を見て行ったことのある場所を振り返ったりまた行きたいと思わせて、ゆるい写真と文章なので堅くなくて関西に住んでいても楽しい。この本を見ながらアサヒビール大山崎山荘美術館光の教会(茨木春日丘教会)てまだ行ってないなあ、行きたいなーと思った。そうそう、スキュルチュール江坂て知らなかった。夕方で貸切状態で見られたのでいろんな想像が膨らんだ写真展。


三都建築散歩―大阪、京都、神戸

三都建築散歩―大阪、京都、神戸


映画『レディ・キラーズ(The Ladykillers)』(イーサン・コーエンジョエル・コーエン/2004/アメリカ)。イーサン&ジョエル・コーエンらしい犯罪コメディ。コーエン映画の王道パターン。いいことなのか悪いことなのか微妙。ゴスペルのグルーヴィーなサウンドは楽しい。


レディ・キラーズ [DVD]

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映画『春夏秋冬そして春(Spring, Summer, Fall, Winter ... and Spring)』(キム・ギドク/2003/ドイツ、韓国)。キム・ギドク(金基徳)の作品は初見。山奥の湖にうかぶ寺院。そこに暮らす和尚と小僧。春・夏・秋・冬、そして巡り来る春、5編からなる物語。人として生きて行くということ。リアリティはなくても(フィクションにリアリティが必要だと思わない) その四季折々の美しさは本物。「世界」を連想させないそこだけの小さな静かで優美な隔絶された風景、その庵を見下ろすように設置される仏像から見る風景が好き。


春夏秋冬そして春 [DVD]

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ちょっとお疲れ気味の日。