地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


美談にならない努力が素晴らしい努力なのだ

今日も心斎橋シネマ・ドゥにて『ムーミン パペット・アニメーション(1979)』。今週は3章・4章でムーミンパパの思い出シリーズ。これはとても面白くて先週の1章・2章よりもよかった。話がとんでいるので突然ニブリングが出てきたりするのがちょっと驚く。ヘムルの先生はニブリングの女王になるのは分かるけれど、ヘムルの先生は本当はフィリフヨンカ、てどこかで見てよく分からなくなってきた。あれー?

南船場の農林会館にオープンした『ベルリン・ブックス』。家人が行きたい行きたいと言うのでついていった。オープンしたばかりの小さなお店はきれいで品物も見やすかったけれど、同年代くらいの文系男の子の部屋の本棚やCD棚みたいでお店という感じがしなかった。家人もこれといって欲しいものはなかった様子。

自宅近所の花屋さんでフワラーアレンジメントを作ってもらう。ここで作りたかったのは看板犬のフレンチブルドッグにさわれるという単純な理由。ゲ○の男性2人で営まれるこの花屋さんは雰囲気がちょっと不思議。常に語尾に「はぁと」を感じる店員さんとお花の相談を決めている間、家人はフレンチブルドッグと思いきり遊んでいた。ずるい。

映画『DRIVE ドライブ』(SABU/2002/日本)。いつも全力疾走で強引なSABUなのに今回は微妙に中途半端。筧利夫の美女に囲まれる妄想シーンとか面白いけれど幽霊の話とかはイマイチ。でも、説教ソングとカルメン・マキの歌、SABU堤真一筧利夫も好きで松雪泰子のパンク姿は美しいと思った。



  • ■ 幻想の魔術師 カレル・ゼマン レトロスペクティヴ
  • Karel Zeman Retrospectiva
  • 2003.09.27 - 2003.10.13
  • 千里セルシーシアター (千里中央駅すぐセルシーB1)
  • □代表作『水玉の幻想』、『前世紀探検』、『盗まれた飛行船』を始め、幻の処女作『クリスマスの夢』から晩年の傑作『クラバート』、『ホンジークとマジェンカ』までの13作品を一挙公開!トリック映画の創始者ジョルジュ・メリエスに魅せられ、SFの始祖ジュール・ベルヌを愛した<少年の心>を持つカレル・ゼマンの玉手箱のようなファンタジー・ワールドをお楽しみ下さい。
  • 各プログラム入替制
  • A「クラバート」「クリスマスの夢」「プロコウク氏映画作製の夢」
  • B「盗まれた飛行船」
  • C「彗星に乗って」「カレル・ゼマンと子供たち」
  • D「前世紀探検」
  • E「シンドバッドの冒険」
  • F「狂気のクロニクル」
  • G「ホンジークとマジェンカ」
  • H「鳥の島の財宝」「王様の耳はロバの耳」


イメージフォーラムでやってたカレル・ゼーマンの映画祭が大阪にも。ゼーマンの映画をスクリーンで見たことがなかったのですごく楽しみ。でも時間もないので見てない作品を見に行く計画。