地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


どんな問題も秘密をけがす

解決策はその問題をけがす。

誰が書いたのか知らないけどもうちょっとなんとかなりませんか、と思うコメント付きのフィル・ニブロック来日情報。前にも同じことを書いた気がする。フィル・ニブロックと聞いて反応して角田俊也と聞いて反応する。



  • ■ PHILL NIBLOCK with THOMAS ANKERSMIT
  • 2003.09.20(sat)
  • OPEN 18:00/START 19:00
  • SUPER DELUXE(03-5412-0515) 港区西麻布3-1-25 B1F(http://www.super-deluxe.com/)
  • 出演:フィル・ニブロック、トーマス・アンカーシュミット、角-田俊也、asuna
  • 前売3000円/当日3500円(税込/1ドリンクオーダー別)
  • □孤高のミニマリスト、フィル・ニブロック。管楽器、弦楽器のおそろしくメカニカルなドローンの中から漂い出る緊張感とポエジー。オルーク、トラル、ケヴィン・ドラム、リー・ラナルド、サーストン・ムーア、アラン・リクトなど名だたるギタリストによるサウンド・サンプルを駆使した楽曲や、ベルリンの新鋭音響派サックス奏者トーマス・アンカーシュミットを迎えた作品、フランスのチェンバー・ユニット、アール・ゾイの為に書き下ろした新曲などが、ニブロック自身によってラップトップ・コンピュータで演奏される予定。また、注目のトーマス・アンカーシュミットによるソロ・パフォーマンスもあり。ゲストとして、日本が世界に誇るサウンド・アート・コレクティヴWrKのメンバー であり、HapnaLucky Kitchen、Sirrなどのレーベルからフィールド・レコーディングによる傑作アルバムを次々とリリースしている角田俊也が非常に珍しいライブ・パフォーマンスを披露するのに加えて、やはりLucky Kitchenから年内にアルバム・デビュー予定のasunaがオルガンでの演奏を行う。


10月にあるリュック・フェラーリのテープ音楽ミニ・コンサートも面白そう。東京ばっかりなのが残念。

漫画『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ/集英社)。紹介されたり雑誌で見かけたり、面白いのかなーと思って大人買いしてみて先週1週間ほど思いきりハチクロ病にかかった。なんて甘酸っぱい。もじもじそわそわしながら漫画を読む。森田せんぱいのキスにどっきーん。あわわわ。森田かっこいい。大学生ってこんなか?とか思う人はきっとけがれちゃってるの。しかし正直面白いのは3巻までで、4・5巻はそれほど甘酸っぱくなかったりして。

映画『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す(Earth vs. the Flying Saucers)』(監督 フレッド・F・シアーズ/特撮 レイ・ハリーハウゼン/1956/アメリカ)。レイ・ハリーハウゼンものを見続ける。低予算で作られただけあって作りが雑。当時の円盤ブームに乗っかった作品。ハリーハウゼンはこの映画では生物のストップ・モーションではなく、崩れる建物などをアニメにしている。ハリーハウゼンハリーハウゼン、と思いながら映画を見ると少し辛い。どうしても男女のロマンスもストーリーに盛り込みたがるのが面白い。『地球へ2千万マイル』(ネイザン・ジュラン/1963)を思い出した。

NHKアーカイブス『なぞの転校生』。「きみは豚のように鈍感だ」というセリフはすごいと思った。総集編なので話がすっとんでいて、クラスメイトや先生の宇宙人の転校生の柔軟な受け入れぷりもすごかった。転校生は宇宙でも典夫という名前なのだろうか。