地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


ガラス の花束 のなかの一束 の白

さなえちゃんとかちょうさんと梅田でゴハン会。夕方さなえちゃんと阪急のポール&ジョーで待ち合わせて、テスターのコスメで遊ぶ。限定のリップスティックをおそろいでつけて非常に欲しくなった。

日記を書いていない間、何を書こうと思ったかすっかり忘れてしまったけれど、映画のメモだけ書いておこう。

映画『ニノの空(Western)』(マニュエル・ポワリエ/1997/フランス)。97年のカンヌで賞をとった作品。所在のない男のふたり旅。私は放浪の旅モノ、行くあてのない幸せ探し、とか苦手。ふらふらして適当でぼんやり、行き当たりばったり、根無し草な感じ。非常に気分の悪い映画。全部見ちゃったけど。

映画『ナンニ・モレッティのエイプリル(Aprile)』(ナンニ・モレッティ/1998/フランス、イタリア)。軽快な日記形式エッセー映画。子供に関するエピソードがなんといってもとてもかわいらしい。胎教に悪かった、と『ストレンジ・デイズ』のセリフを夜中に思い出している姿はとてもキュート。政治の話もまったく重くさせないモレッティの巧妙さ。ラストのミュージカルはなんてしあわせな気分にさせるのだろう。とてもいい映画だと思う当時あまり何も思わなかった『親愛なる日記』(1994)も今見たらすごくよいのかもしれない、と思った。

映画『黄昏に瞳やさしく』(フランチェスカ・アルキブジ/1990/イタリア、フランス)。マルチェロ・マストロヤンニもララ・プランツォーニもすごくいい。けれど、どうして手紙を書いているのか、どうしてそこまで世代の断絶を描くのかが分からない。同監督『かぼちゃ大王』(1992)を見てみたい。