地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


瓦礫は、自分は瓦礫ではないと思っている者たちに、

まず、傷をつけるだろう。

1970年代前半のイタリア映画で"体験もの"とよばれる、つまりお色気系作品群があって、そのなかのひとつが『青い体験』(サルバトーレ・サンペリ/1973)。かわいらしい軽い感じを想像していたのだけど、主演女優ラウラ・アントネッリ演じる家政婦がその家の息子にSM的命令をうけるところとか、愛らしいどころかかなりどきどきした映画。逆ギレして「私が教えてあげる」と豹変するあたりが見所。挿入音楽もかなりヘン。

以前ひさかさんにもらったポストカードがサルビアのもので、そこで私ははじめてサルビアを意識したのだけど、いまいろんなところでサルビアがとりあげられていてちょっとそのパターン(模様)に踊らされ気味。

雑誌"TITLE"はスウィーツ特集。ほとんど東京のお店のなかでいっこだけ大阪のお店があって、それは大阪市天王寺にある「なかたに亭」。大阪でケーキといえばかならず出てくる本格仏菓子の名店だそう。知らなかった。天王寺かーと思って調べたら「なかたに亭 NEWS店」という姉妹店が中央区北久宝寺町の御堂筋沿いにあるとの情報。是非行きたい。

「なかたに亭」を家人に教えてあげようとしたら、なんと家人も今日"TITLE"を読んでその店を知ったという。数ある雑誌のなかで同じものを選んで同じ日に読んでいるという偶然。