地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


書くことは消すこと、代わりをたてること

形成外科へ行ってちょっとした手術の予約をしてから微妙にブルー。ここ最近、歯医者はまあいいとして、眼科に皮膚科に形成外科と病院ぜめ。そのうえしばらくおなかこわしていたり、不整出血激しかったり、しょんぼり。

誰かと較べて誉められたり、分かりやすい表現が欲しいときもある。

わたしから分泌されて、わたしの心のなかで起こること。自分はこうなるべきなのだと述べる言葉をもっていない。せいぜい言えることは、それがむき出しの、口のきけない、わたしからわたしにむけられる残酷性で、わたしの頭のなか、わたしの心の監獄に住んでいる。わたしは自分にわかっていることを言い、ある種の話は補足のしようがなく、相互の関連のない段階をつなげていってできてゆく。そういうのが一番おそろしい物語であり、自己告白がなされることは絶対になく、なんの確信もなしに体験される物語。