地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


日本の「男女平等指数」は世界98位

評価対象は全130カ国、日本は下から数えて33番目、世界98位、先進国で最低なんだそうです。1位はノルウェー、2位はフィンランド、3位はスウェーデン。アジアの国々だとフィリピンが6位、中国が57位、韓国が108位(先進国の明確な定義はないのだけど韓国て先進国に入らないそうです。経済云々ではなく、言論の自由が抑圧されている国家だからという理由もある?)。日本のランキングが低いのは女性の国会議員が少なく政治面での参加が遅れ、経済面でも収入や昇進などで男女間に大きな格差が残っているためだそうです(雇用の機会均等102位、政治参加107位)。去年は91位だったのに今年は98位。

なさけないニュースだね……

言うこと聞きません

最近のミニチムは私の言うことをぜんぜんききません。靴下をはかせようとすると手にはめて喜んで「あんよにはこうねー」とはかせようとするとめっちゃ怒るし、歯みがきも歯ブラシくわえたまま走ったりして「こらー」て追いかけると調子にのってキャハハ!と喜んで逃げ回ったり、たとえば家人や保育園の先生が靴下はこうね、と言ったら素直に靴下渡してはかせてもらったりするのに、私は「なんかよく一緒にいるよね」みたいな友達感覚……?絵本で"おかあさん"が出てきたら「あっ」て言って私のこと指さしたりするけど、いまだ一緒にいるときに「おかあさん」と呼ばれません(「とーしゃん(おとうさん)」は促せばたまに言う)。あっでもぜんぜん言うことを聞かないというか、「絵本読もうかー」という言葉には即座に本棚の前に行き「えーっとぅ…」と言いながら絵本を選び素直に私のひざに座ったりするけど、うーん、まあそういうのを加味するとプラマイプラスくらいで言うこと聞くのかな、いやでもやっぱりプラマイマイナスだと思います。

『スプレンドール(Splendor)』(エットレ・スコーラ/1989/イタリア、フランス)

小さな町の映画館スプレンドール座の館長マストロヤンニ。「メトロポリス」「野いちご」「素晴らしき哉、人生!」など数々の名作(分からないものも多数あるけど)を随所にコラージュした映画愛に溢れた作品。「ニュー・シネマ・パラダイス」的なクラシックな映画好きな人のための映画。「素晴らしき哉、人生!」を観て涙を流すラストのマストロヤンニ、映画さながら奇蹟のように天井から雪が舞い落ちる館内。このラストシーンはいいなあ。

スプレンドール (トールケース) [DVD]

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