地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


2006-06-23から1日間の記事一覧

『望郷(Pepe Le Moko)』(ジュリアン・デュヴィヴィエ/1937/フランス)

ドラマ性の高い作品。迷宮のような街カスバの街並みが面白い。そこに逃げ込んだ強盗犯ペペ・ル・モコ。カスバに住む女たちの歌。美しい女に見たパリへの郷愁。望郷。早歩きに港に向うぺぺの効果。汽笛。叫び声。海を渡ることが難しかった時代だからこその強…

蒼ざめた黄色に、巨大な稲妻の色のパリの空

最近ずっと思っているのは自宅のダイニングテーブルの椅子の座り心地の悪さ。座り心地の悪さ、というか、高さ調節のできない椅子はたいがい私には高すぎて、足が床にしっかりつかずにぶらぶらするので姿勢が悪くなって自然に疲れやすい。最近といっても買っ…