地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』ラヴ。
文系家人と10歳と6歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『戦場でワルツを(Vals Im Bashir)』(アリ・フォルマン/2008/イスラエル、フランス、ドイツ、アメリカ)



イスラエル人である監督本人のレバノン戦争の記憶を辿るドキュメンタリーでありアニメーション。二次元のアニメーションの映像だからフィルターをかけてずっと見てるようなもので、どんな陰惨な場面も現実感から少々遠のくので直視できるけれど、ラストの虐殺された人々の死体の山のリアル映像は心に直撃。瓦礫に埋もれて死んでる子どもの映像が脳裏に焼きつきます。ラストの映像のために他をすべてアニメーションにしたんだろうと思います。


レバノンの難民キャンプでのパレスチナ人虐殺。これは事実。この映画についての本質や事の詳細は正直分からないし、賛否両論の多い映画だけど、フィクションではない死体の山の映像と死んだ子どものすすけた顔が頭から離れないよ。こんな風に子どもが死んではいけない。絶対いけない。