杉浦日向子『食・道・楽』より
杉浦日向子の食・道・楽 [ 杉浦日向子 ] |
杉浦日向子最後のエッセイ集『食・道・楽』。そのなかの「色事は四十からがおもしろし」より抜粋。
だれもが平均寿命を生きられるわけではないが、いちおう、四十からは折り返し地点なのは確かだ。江戸では四十を「老いの坂」といい、ゆるゆる下る坂の入り口と見た。登りのときはしんどくて見えなかった景色も、しばし遥か遠くまで見渡せる時期でもある。
おたのしみはこれからだ。シジュウカラはおもしろい。
シジュウカラ、といい、40代で早逝した杉浦日向子を思うと泣ける文章で、ふと気づけば私もそういう時期なのでした。人生は長いようで短いのかも、と最近ひしひしと感じております。
新1年生ハムコと新4年生ミニチム
ハムコ小学生になりました。身長116cm。たぶん普通サイズだけど制服着るとひときわちいさいのう。制服も体操服も気に入って、学校も学童も楽しそうに通っています。おとなしく控えめなタイプなので心配していたけど、とりあえず出だしはまあ順調。よかったよかった。
ミニチムは4年生。身長143cm。靴サイズ24cmで完全に靴のサイズは抜かれました。どう見ても私の靴よりだいぶ大きい。身長も抜かれそう。身体だけめきめきおおきくなっていきます。本は歴史マンガを読み続け(ポプラ社の『コミック版日本の歴史』シリーズは発刊しているものはほぼ読んだ気がする/角川の『日本の歴史』はまだむずかしかったみたいで続かず)、伝記マンガを読み続け(学研まんが『NEW世界の伝記』シリーズと集英社『世界の伝記NEXT』シリーズもほぼ読んだ気がする)、現在はようやく活字も並行して読むようになってロアルド・ダールコレクションのシリーズを読んでいます。学校生活も「なんにも悩みはない」とぼんやり発言をしつつ楽しいみたいです。
マチルダは小さな大天才 [ ロアルド・ダール ] |
1年生も4年生も楽しく過ごせますように!
今昔館ふたたび-お彼岸の屋台
週末にお彼岸の屋台イベントをやってる今昔館へ。相変わらずほぼ外国人。イベント中のためかなりの混雑。今昔館のイベントとかよく知ってるなー。韓国の方に写真をとってほしいと英語で言われて小心者の私は「ハナードゥルーセッ!」も言えず完全に日本語で受け答えしてしまいました。ハングル語講座見てるわりに躊躇した私はずかしい…。
今昔館は夏にミニチムが興奮したところ。ハムコも着物が着れると喜んで行きました。着物を着せてもらい、入館時にもらった宝引き、的あて、わなげなどなどいっぱいして賞品もたくさんもらって楽しかった様子。
ついでに企画展「浪花の大ひな祭り-浪花の豪商の雛道具-」も見てきました。大坂の豪商「加島屋」(広岡浅子が嫁いだ家)の節句飾りもありました。セレブすぎる節句飾り。画像は壁一面に飾られた約600体の大雛壇。
ミニチムホワイトデー:BABBI×君の名は。チョコ
ミニチム手作りバレンタインに対する、家人からのホワイトデー。関西ではうめだ阪急のみ、限定200個というレアアイテム、BABBI×君の名は。チョコ。星型チャームのついたブレスレット入り。こんなのあるんだねー
横山光輝『史記』から里中満智子『天上の虹「持統天皇物語」』へ
横山光輝『史記』、文庫版でラスト11巻まで読み終わりました。三国志より短い分、読み終わるまでスムーズ。基本一話完結系の短編仕様なのもよいです。
史記(11) [ 横山光輝 ] |
いまは里中満智子『天上の虹「持統天皇物語」』を読み中。ずーっと横山光輝を読んで、男女の関係に深入りした古代日本史の少女漫画を読むと趣が違ってこれはいいー。まだ壬申の乱にたどり着いてない2巻目を読んだところ。中大兄皇子が源氏の君のよう。
天上の虹(1) [ 里中満智子 ] |
こんぴらさん(金刀比羅宮)とうどんの旅
香川県琴平町にあるこんぴらさん(金刀比羅宮)にいってきました。こんぴらさんとうどんの旅。
『二十四の瞳』(木下恵介/1954/松竹)で大石先生(高峰秀子)が11人の6年生を引率する修学旅行先はこんぴらさん。木下恵介の映画『二十四の瞳』そのものと高峰秀子が好きで好きで、初こんぴらさんに相当わくわくしました。
しかしまずはうどん。四国最強うどん、超有名店の「がもううどん」(坂出市)。10時くらいに行って待ち時間40分くらい。今回の旅の初うどんを飾るにふさわしいだしの香り高いさぬきうどん。
こんぴらさんは御本宮まで長い長ーい石段を登ります。参道入口から御本宮までは785段。
御本宮。
御本宮からの景色。
6歳ハムコがへこたれるかと心配していたものの、御本宮までは普通に登れたので、奥社まで行くことに。これが案外遠かった…… 石段ばかりの往復1時間以上はわりと足にくる。ハムコ力尽きるかと思ったけど最後までひとりで歩けました。えらいえらい。筋肉痛になったのは私ひとり。
こんぴらうどん。とり天ぶっかけ。
麦香。
変わり種のオリーブ釜玉に家人挑戦。
なかむらうどん。4件まわったなかでいちばんスタンダードな気がしました。
たのしかった!
試験終了と横山光輝『史記』
1ヶ月とすこしの間、わりとまじめに勉強した試験が終了。仕事に関係する試験で、数日後発表された解答を見ると自己採点は満点。合格率は高めとはいえ私まじめすぎ。先日正式な合格発表もありました。解放されたー。
去年は漢検の試験が終了したあと、満を持して横山光輝『三国志』と王欣太&李學仁『蒼天航路』の三国志世界へ突入し、今回は横山光輝『史記』へ突入。横山光輝はいいなーいくつになって読んでもおもしろい漫画。見分けがつかないけど登場人物の愛らしいこと…。宴会芸で車輪をまわす嫪毐(ろうあい)がおもしろすぎた。文庫版で現在6巻まで読みました。6巻までは紀元前700年以降、春秋戦国時代あたりから始皇帝の死去、項羽と劉邦の登場へ。三国志でも思ったけど故事成語の由来おもしろい。
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