地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


『バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び(Ballets Russes)』(チャールズ・ヴィダー/2005/アメリカ)



ニジンスキーを生み出し、セルゲイ・ディアギレフが主催していたバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)の歴史ともいえるドキュメンタリー。山岸涼子の「アラベスク」の世界の実写というか本物だよーという感覚がすごくあって興奮。バレエを知らない私ですら名前くらいは聞いたことがある振付家バランシン、マシーン、あと美術や音楽だとマチス、ピカス、ダリ、ラヴェルなんて名前も連なってハイクオリティかつものすごい豪華な顔ぶれで話を聞いてるだけで楽しくなります(話はそれるけどモイラ・シアラー主演『赤い靴』にマシーンが出てたのを知らなかった!)。そしてなんといっても貴重な当時のバレエ映像!なにこれ、すごい。もっといっぱい見たかったー。




アラベスク (1) 第1部上 (白泉社文庫)

アラベスク (1) 第1部上 (白泉社文庫)