地味な映画と地味な音楽が好き。
マノエル・デ・オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』、
ビクトル・エリセ『マルメロの陽光』が好き。
文系家人と11歳と8歳の女の子2人、シャルトリューの男の子とひっそり暮らし中。


涙のチチ離れ 2日目

寝る時間になってもミニチムはおもちゃやパズルなんかを盛大に広げてソファからジャンプしたりして喜んでます。片付ける気配なし。

「いたっ!いたたたたた……!おっぱいがいたい!」突然苦しみだす父。ミニチムの顔がさっと曇り次の瞬間「ようかいいやあああああ!こわいいいい!」絶叫です。なんと翌日になっても抜群の効果……!しかも今日は実際の絵を見る前から……!あまりのビビり様に若干かわいそうになったものの母はたたみかけます。「ああっ!お部屋が散らかってるからだよ!妖怪汚いの好きだもん!やばいよ、はやく片付けて!」鬼気迫る感じで小芝居は続きます。

「かたづけるっはやぐっ…はやぐっ」「ようっ…よ゛う゛…か゛い、ごばいっ」涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりもはや濁音なしではしゃべれません。おままごとに使っていた細かい玩具の選別も必死です。「ひくっひくっ、おがあざんぼでづだっ…でぇぇぇぇ(お母さんも手伝って)」母も必死で片付け、部屋はあっという間に片付きました。きれいになったあとも見落としてるおもちゃがないか真剣に見回るミニチムに今日もホロリとしました。

ていうかチチ離れ以外にも妖怪を使おうとするせこい父と母。小出しにしないとせっかくの妖怪効果が薄れそうなので明日からはいったん中止です。ていうか今日も率先して悪ノリした家人に注意を促します(私もノッたけど)。

鬼もオバケも怖くないミニチムが父の乳首に描かれた水木しげるの妖怪がこわかったのはアニメではなく原作の絵を参考にしたからかもしれません。原作の砂かけババァとか怖いよね。